ここでは、アフィリエイトに関する用語を集めて解説しています。
- 1 アフィリエイト用語集(50音順)
- 1.1 アフィリエイト
- 1.2 アフィリエイトサービスプロバイダ(ASP)
- 1.3 アフィリエイトタグ
- 1.4 アルゴリズム
- 1.5 インセンティブ
- 1.6 インフィード広告
- 1.7 インプレッション数
- 1.8 インデックス
- 1.9 確定率・承認率
- 1.10 グーグルアドセンス
- 1.11 グーグルアナリティクス
- 1.12 グーグル広告
- 1.13 クッキー(Cookie)
- 1.14 クローズドASP
- 1.15 クローラー
- 1.16 コミッション
- 1.17 自己アフィリエイト
- 1.18 直帰率
- 1.19 特単(特別単価)
- 1.20 特化型アフィリエイト
- 1.21 トレンドアフィリエイト
- 1.22 ドメイン
- 1.23 パンダアップデート
- 1.24 ペンギンアップデート
- 1.25 ビッグキーワードとスモールキーワード
- 1.26 不自然なリンク
- 1.27 マーチャント
- 1.28 ランディングページ
- 1.29 リスティング(広告)
- 1.30 リダイレクト
- 1.31 離脱率
- 1.32 CPA
- 1.33 CPC
- 1.34 CPM
- 1.35 CTR
- 1.36 CVR(コンバージョン率)
- 1.37 EC(サイト)
- 1.38 EPC
- 1.39 PPCアフィリエイト
- 1.40 PV
- 1.41 SEM
- 1.42 SEO
- 1.43 内部リンク
- 1.44 外部リンク
- 1.45 SSL
- 1.46 UU
アフィリエイト用語集(50音順)
アフィリエイト
アフィリエイトとは、2000年ころから流行りだしたネットビジネスの一種で、成果報酬型の広告システムのことです。
自分のブログやホームページなど、インターネット上の様々な媒体に、広告主と提携した商品広告を貼り付けて、その広告を通して物やサービスが売れたら報酬が貰えるというシステムです。
このシステムを使って活動している人をアフィリエイターと言います。
アフィリエイトには、報酬の発生の仕方やアフィリエイトをする媒体、また、やり方(手法)で様々な種類があります。
参考:アフィリエイトの種類
アフィリエイトサービスプロバイダ(ASP)
ASP(Affiliate Service Provider)とは、アフィリエイターと広告主との間に入って、
- 広告主の募集や広告主との提携管理
- 広告の作成及び管理
- 注文、売上、報酬、支払
など様々な管理やサービスを行ってくれるアフィリエイト・サービス・プロバイダのことです。
A8やafbなどが有名です。
アフィリエイトをする場合、ASPへの登録は必須です。
ASPに登録する場合は、アフィリエイターが管理するサイトやブログなどの審査があるものとないものがあります。
参考:審査なしのASP
アフィリエイトタグ
ASPなどに登録すると、アフィリエイト広告をWEBサイトなどに掲載する際のアフィリエイト用のタグ(広告を表示するコード)が与えられます。
このコードには、クリックすることで、どのサイトのどの広告を経由してきたかが分かるように情報が記載されています。
ASPは、アフィリエイトタグから得られた情報から成果を計測します。
アルゴリズム
アルゴリズムとは、計算方法のことですが、アフィリエイトで使われる場合は、検索エンジン(主にGoogle)のロボットがWebページを評価し、検索結果の順位を決める時の評価・計算方法全般のことをいいます。
つまり、検索結果で表示される順位は、Googleのアルゴリズムで決定されます。
インセンティブ
インセンティブとは、本来はやる気を起こさせるための外的刺激のことですが、アフィリエイト業界では、アフィリエイトの広告経由で売上や入会などが達成されたときに、アフィリエイト報酬とは別に広告主がアフィリエイターへ支払う一定の報酬金のことです。
10件の売上を達成できたら1万円の報奨金といった場合の報奨金がインセンティブになります。
アフィリエイトでインセンティブ禁止という時は、「当サイト経由で申し込まれた方には1,000円キャッシュバック」などを行う行為は禁止という意味で使われます。
インフィード広告
Webサイトのコンテンツとコンテンツとの間に表示される広告のことです。
記事と記事の間に挟まれているため見てもらいやすいという特徴があります。
インプレッション数
インプレッション数とはページに貼っている広告が表示された回数のことです。
ページを閲覧した回数を示すページビュー(PV)は、1回ページを閲覧すれば1PVとなりますが、そのページに広告が2つ掲載されていればインプレッション数は2となります。
インデックス
Googleなどの検索エンジンのデータベース上にWebサイトのページが登録されることです。
Googleにインデックスされると、Googleによりサイトやページの評価が行われ、評価が高いページから検索エンジンの検索結果に表示されるようになります。
確定率・承認率
発生したアフィリエイト成果のうち確定・承認された成果の割合です。
A8.netでは確定率、afbでは、承認率という言葉が使われます。
発生した成果は、確定・承認されてはじめて報酬として確定します。
この数字が高い方がキャンセルなどが少ないという目安になります。
グーグルアドセンス
グーグルアドセンス(Google Adsense)とは、Googleが提供する無料の広告配信サービスです。
Google Adsenseに登録し、配布される「広告コード」を自分のWebページに挿入することで広告を表示させることができ、そのWebページへの訪問者がその広告をクリックすることで広告収入を得ることができます。
アフィリエイトの一種と捉えられる場合があります。
グーグルアナリティクス
Googleが提供する無料アクセス解析サービスです。
基本機能の利用が無料で、導入も比較的簡単であるため、アフィリエイトサイトのみならず、企業が運営するECサイトなどでも多く導入されています。
グーグルアナリティクスを利用することで、ユーザーのアクセス元やサイト内での行動を把握でき、Webサイトの改善を行い、成果の向上につなげることができます。
グーグル広告
Google広告とは、検索エンジンのGoogleが提供する広告出稿サービスの名称です。
Google広告を利用することで、クリック課金型で広告を出稿することができます。
料金を支払って、広告の表示を依頼すると審査が行われ、審査を通過すると、Googleで希望するワードで検索をかけると、最初にGoogle広告として自サイトが表示されます。
2018年7月から「Google AdWords」から「Google 広告」の名称に変更されました。
クッキー(Cookie)
自分のブログやサイトにユーザーが訪問した時に、訪問者のコンピュータに一時的にデータを書き込んで保存させる情報ファイルのことです。
クッキーを使うことで、どのアフィリエイターのWebページで売り上げが発生したか、などの管理の際に重要な役割を果たします。
クローズドASP
クローズドASPとは、ある程度成果が出せているアフィリエイターしか登録できないASPです。
スーパーアフィリエイター(月に100万円以上といった高額を稼ぐアフィリエイター)御用達のASPとも言われています。
一般的には、会員登録画面が公開されておらず、紹介やクローズドASP側からのスカウトなどでしか登録できません。
通常は、自分で作ったWebサイトがニーズの高いキーワードでGoogleの検索結果において上位表示されるようになると、クローズドASP側からオファーのメールが届くようになり、そのタイミングで登録するという流れになります。
クローラー
クローラーとは、インターネット上のWebページを定期的に巡回して情報を収集するロボットのことです。「ボット」と呼ばれ、googleボットなどが有名です。
クローラーが収集したWebサイトの情報は、検索エンジンが分析・評価・整理してインデックスされます。そして、ユーザーが検索エンジンから検索するとインデックスされたもののうち、評価の高いページから検索結果に表示されます。
参考:Googleの検索エンジンの仕組み(ページの検索結果の順位が決まるまでの流れ)
コミッション
ASPや広告主が成果を出してくれたアフィリエイターに支払う報酬のことです。
自己アフィリエイト
自己アフィリエイトとは、ASPの自己アフィリを利用して自ら商品やサービスの購入や申込を行うことで、成果報酬を得ることができるシステムです。
例えば、3,000円の商品をASPの自己アフィリで購入すると1,000円の報酬がキャッシュバックされ、実質2,000円で購入できといった具合です。
普段購入している商品やサービスがASPの自己アフィリで購入可能であれば、自己アフィリエイトを利用することで実質割安で購入することができます。
自己アフィリの名称はASP毎に異なります。
- A8.netさんでは、セルバック
- afbさんでは、セルフB
- アクセストレードさんでは、アフィバック
- バリューコマースさんでは、バリュポ
といった名称で呼ばれています。
ちなみに、A8.netのセルバックは、ブログやホームページを持っていなくてもできます。
参考:自己アフィリの仕組み
直帰率
直帰率とは、ユーザーが訪問したページだけを見てそのままWebサイトから離脱する割合のことを指します。
例えば10人のユーザーがサイトのAページに訪れ、7人がAページだけを見てそのサイトから離れていってしまうとAページの直帰率は70%となります。
特単(特別単価)
ASPから提示される成果報酬の特別単価(特別な報酬額)のことです。
通常の報酬額よりも報酬額が高く設定されています。
提携しているASPからのオファーもありますが、自分の作ったサイトやブログのあるページが特定のキーワードで検索結果の上位に表示されたりすると広告主や提携していないASP担当者から条件の良い広告掲載のオファー(特単)が来るようになります。
特化型アフィリエイト
ダイエットや、化粧品、クレジットカードなど、何か1つのジャンルに特化したサイトで行うアフィリエイトのことです。
トレンドアフィリエイト
トレンドアフィリエイトとは、今話題のニュースや芸能情報などのトレンドネタで記事を作りアクセスを集めてアフィリエイトを行う手法のことです。
トレンドキーワードは競合が少ないので、初心者でも上位表示して多くのアクセスを集めることが出来る可能性が高くなります。
一般的にグーグルアドセンスの広告が使われます。
ドメイン
インターネット上に定められた部分領域で、ネット上の住所に当たるものです。
このサイトで言えば、https://の後から始まる「tukaeru.net」の部分です。
サブドメインと区別して独自ドメインということもあります。
サブドメイン型:(例::abc.tukaeru.net)
また、ドメインが日本語の場合は、日本語ドメインと言い、過去に利用されていたドメインを中古ドメインと言います。
パンダアップデート
パンダアップデートとは、Google検索結果の品質を高めるために実施している検索アルゴリズムアップデートの名称です。
ペンギンアップデート
ペンギンアップデートとは、Google検索結果の品質を高めるためにSEOスパムやウェブマスター向けガイドラインに違反しているWebページを対象としてWebサイトの評価を調整する検索アルゴリズムアップデートのことです。
Googleは、パンダアップデートと合わせてユーザーがより質の高い検索結果を得られるよう、随時、検索エンジンの仕組をより良いものへ更新しています。
ビッグキーワードとスモールキーワード
ビッグキーワードとは、大きなアクセスが見込めるキーワードのことです。車やペット、美容、健康、薄毛、ダイエットなどが該当します。
スモールキーワードとは、比較的少ないアクセスが見込めるキーワードのことです。(車+BMW+故障)などが該当します。
不自然なリンク
不自然なリンクとは、他の人がサイト作成時において必要なリンクとして自然に貼ったリンクではなく、リンク先に点数を与えようと人為的で作為的に貼られたリンクのことです。
googleは、独自のアルゴリズムでリンクを監視し、売買したリンクやリンクプログラムへの参加、また自作自演などによる人為的なリンクでGoogleの評価を不当に上げようとしたサイトだと判断した場合は、検索結果の順位を下げるといったペナルティを与えます。
これに対して自然なリンクをナチュラルリンクと言います。
マーチャント
アフィリエイトプログラムを通して商品やサービスを提供する広告主のことです。
ランディングページ
ランディングページとは、集客からお問い合わせや資料請求、商品購入までのアクション誘導までを単独で行えるページです。LP、ランぺなどとも呼ばれています。
一般的にはメニューやサイドバーなどが表示されないまっさらなページでできています。
リスティング(広告)
GoogleやYahooなどの検索エンジンの検索結果ページに掲載される広告のことです。
例えば、「ダイエット」で検索すると検索結果の上や下の部分(PCでは右側も)にダイエットに関する商品やサービスの広告が表示されます。
検索ワードに関連付けてリスティング広告を出すアフィリエイトのやり方がありますが、アフィリエイトでは、商品の社名やNGワード設定して、それらでリスティング広告することを禁止している場合があります。
リダイレクト
リダイレクトとは、ページが自動的に他のURLに移動することです。
リダイレクトには、301リダイレクトと302リダイレクトがあり、301リダイレクトは、ページが恒久的に移動したことを伝え、302リダイレクトはページが一時的に移動したことを伝えます。
従って、完全にURL変更する場合には、301リダイレクトを使用します。
いずれも以前のページランク(ページの価値)を引き継ぎます。
離脱率
直帰率とは、サイトを訪問したユーザーが、どこのページで離脱したのかを示した割合です。
ユーザーがページの閲覧を終了してWebサイトから出ることを「離脱」といい、ページ別に離脱の割合を測ることで離脱率が算出できます。
- サイト全体の離脱率は、サイト全体の離脱数÷サイト全体のページビュー数
- 各ページの離脱率は、各ページで最後になったページの離脱数÷各ページ全体のページビュー数
で求められます。
CPA
CPAとはCost Per Acquisitionの略語で、顧客獲得単価を意味します。
商品やサービスの購入や会員登録などの成果を、1件獲得するのに掛かるコストです。
例えば、10万円の広告費をかけて成約が10件であれば、CPAは、1万円となります。
利益率を上げるためには、CPAを少しでも下げることが必要になります。
CPC
CPCとは、Cost Per Clickの略で、リスティング広告において1クリックされた時にかかった単価(クリック単価)のことを言います。
CPC(クリック単価)は、コスト÷クリック数で算出されます。
例えば、リスティング広告の費用が10万円でクリック数が1000の場合は、CPCは、100円となり、1クリックあたり100円の広告費がかかったということになります。
CPM
CPMとは、Cost Per Milleの略語で、広告を1000回表示するごとに発生する料金です。
例えば、月間PVが10万PVで広告費用が1万円かかるバナー広告の場合、CPM(広告を1000回表示するごとに発生する料金)は、1000÷10万×1万円で100円となります。
CTR
CTRは、Click Through Rateの略語で、広告が表示された回数のうち広告がクリックされた割合(率)、つまりクリック率のことです。
例えば、広告が100回表示されて、5回クリックされれば、CTRは、5%となります。
CVR(コンバージョン率)
CVRは、Conversion Rateの略で、コンバージョンとは、広告の成果(会員登録、資料請求、商品購入、サービス申込など)が達する目的の最終ゴールのことを意味します。
そして、コンバージョン率とは、Webサイトを訪問者したユーザー数に対して、広告の成果地点に至ったユーザー数の割合(成果件数÷訪問者数)のことです。
例えば、10人が訪問して1人が成約に至れば、CVRは10%ということになります。
EC(サイト)
ECとは、electronic commerceの略で、インターネット上で商品やサービスなどの販売など電子商取引を行っているサイトのことです。
EPC
EPCとは、Earnings Per Clickの略で、広告1クリックあたりの平均報酬発生額です。
例えば、報酬額が1万円の商品が100回にクリックで売れた場合、100円がEPCです。
EPCの数値が高いほど効率的に稼げる商品という目安になります。
PPCアフィリエイト
PPCとは、Pay Per Clickの略で、「クリック課金型」を意味します。
PPCアフィリエイトとは、GoogleやYahooに広告費用を支払い、検索結果の上位やサイドなどに表示させることによって、自分のサイトやブログに多くの人を誘導し、誘導したサイトやブログの中で商品を紹介(アフィリエイト)する方法です。
PPC広告は、リスティング広告の一種です。
PV
PV(ページビュー)とは、Webサイトの特定のページが表示された回数です。
Webサイトがどのくらい閲覧されているかを測るための最も一般的な指標です。
SEM
SEMとは、Search Engine Marketingの略で、GoogleやYahooなどの大手検索エンジンからの訪問者を増やすマーケティング手法。SEOと同じ意味でよく用いられます。
SEO
SEOとは、Search Engine Optimizationの略で、検索エンジン最適化と言われます。
自分が作成したWebサイトを最適化してGoogleやYahooなどの検索エンジンにおいてキーワード検索した場合に自分のWebページが検索結果の上位に表示されるように施すことです。
SEOには内部対策と外部対策があります。
内部対策は、自分のWEBサイトに施すSEO対策で、外部対策は、自分のWEBサイト以外に施すSEO対策です。
参考:SEOとは?その重要性
参考:SEOの内部対策と外部対策とは?またその具体的な実践方法
内部リンク
内部リンクとは、自分のサイト内で貼られたリンクのことです。外部のサイトに貼った外部リンクと分けて使われます。
検索エンジンは訪問者の滞在時間までWebサイト評価対象の基準にしています。その点、内部リンクは、訪問者の回遊率を上げるためにSEO対策としても有効です。
外部リンク
外部リンクとは、自分のサイトではない外部からのリンクのことです。基本、誰かがリンクを貼ってくれるのを待つしかありません。
検索エンジンは外部からのリンクの質や数を評価の要素としています。良質な外部リンクを増やすことで自分のサイトの価値を高めることができます。
SSL
SSLとは、Secure Sockets Layerの略で、インターネット上で通信データを暗号化して送受信する技術です。
セキュリティ対策としてGoogleが推奨しており、Googleのサイト評価の要素にも取り入れていることからSSL化するサイトが増えてきています。
SSL化されたサイトは、「https」と「http」の後に「s」が入っています。
最近は殆どのレンタルサーバーで無料SSL化の機能を装備しています。
UU
UUとはユニークユーザーのことで、簡単にいえばWEBサイトに訪れたユーザー数のことです。
ある期間内にWebサイトを訪問したユーザーの数を示すものでその期間内であれば、たとえ同じ人物が何度もページを訪れたとしても1人のUUとみなされることになります。
閲覧した全てのページ数をカウントしたPVとは異なります。
Aさんが1日に3回訪れた場合は、UUは1ですが、PVは3になります。また、Aさんが1回訪れてきて5ページを閲覧するとUUは1ですが、PVは5になります。