WordPressのクラシックエディタはいつまで使えるのか?

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WordPressのクラシックエディタはいつまで使えるのか、気になっている人も多いと思います。

2022年末としているサイトもありますが、それは古い情報です。

2024年4月時点では、クラシックエディタは2024年末まで、またはWordPress チームが必要だと判断する限り、完全にサポートおよび維持されると公式サイトに記載されています。

グーテンベルクとは?

ご存じの方も多いと思いますが、「グーテンベルク(Gutenberg)」は、2018年12月にリリースされたWordPress5.0からの新しい編集エディタです。

しかしこの「クーテンベルク」、これまで「旧エディタ」で慣れてしまっている人にとってはすごく違和感を感じ、使いづらいと感じる人も多いようです。

旧エディタが最初から違和感なく使えたのは、よくあるソフト、例えばエクセルやワードなどのように上の方に編集するアイコンなどが並んでおり、その下で文章などを作成するレイアウトになっており、旧エディタもそのようなレイアウトだったためです。

<旧エディタ画面>

旧エディタ

エクセルやワードの編集方法と殆ど変わりません。

しかし、クーテンベルクは違います。

テキストや画像などのコンテンツを「ブロック」という単位で作成していきます。

<グーテンベルク画面>

グーテンベルクのエディタ

その使い方は表現するのが難しいのですが、これまでの使い方とは根本的に異なります。

グーテンベルクはブロックエディタとして非常に優秀なエディタですが、扱い方が新しく高機能すぎて慣れるまでには時間を要します。

また、問題も少なからず含んでいるようです。

その結果、現時点では両者の評価には大きな差があります。

クラシックエディタとグーテンベルクの評価

しかし、先ほども書いたように、WordPress5.0以降はデフォルトがグーテンベルクなので、使わないという訳にもいきません。

また、グーテンベルクにはもう一つ大きな問題があります。

それは、WordPressテーマやプラグインの中にグーテンベルクが扱えるように対応ができているものとそうでないものがあることです。

例えば、このサイトでも使っているTHE THORというWordPressテーマは、2024年4月現在、グーテンベルクに対応していません。

グーテンベルク、使わなければならないのに使えない。困りますよね。

クラシックエディタとは?

そこで利用されているのが、グーテンベルクを旧エディタに戻すプラグインClassic Editorです。

インストールして有効化するだけで、編集エディタ画面を旧エディタに戻してくれます。

私もこの「クラシックエディタ」をインストールして有効化して使っています。

クラシックエディタはいつまで使えるのか?

2018年12月にWordPress5.0がリリースされた当初は、クラシックエディタは2021年末までのサポートとされていました。

しかし、その後2022年末に延長され、現在は2024年末までのサポートに再延長されています。

クラシックエディタは公式のWordPressプラグインであり、2024年末まで、またはWordPressチームが必要だと判断する限り、完全にサポートおよび維持されます。
Classic Editor

2024年末までだともうしばらくは、旧エディタが使えますね。

グーテンベルクはイマイチ使いにくいと感じるので、一安心です。