誰でも比較的簡単に始められる副業として「せどり」があります。
せどりとは、商品を安く仕入れて利益を上乗せして転売するビジネスです。
転売する場所は色々ありますが、せどりをする人に最もおすすめなのがフリマアプリで有名な「メルカリ」です。
メルカリは、基本的には自分の家の不要なものをスマホやPCで販売したり買ったりできるフリーマッケットですが、近年はこのメルカリを利用してせどりをする人が増えています。
ここでは、副業はメルカリせどりがおすすめの理由やその始め方などを解説します。
副業に「せどり」を選ぶメリット
「せどり」とは、簡単に言うと転売ビジネスです。
商品を安く仕入れて高く販売。その差額が利益となります。
販売する商品はネットショップや実店舗などから購入したものでも他人から貰ったものでも構いませんが、事業として中古品を仕入れて転売するのであれば古物商許可が必要です(後述)。
副業でせどりをするメリットには以下のようなことがあげられます。
- 「スマホ又はPC」と「インターネット環境」があれば始められる(但しPCの場合は商品撮影用のカメラが必要)
- 家事の合間や休み時間、帰宅後や休日などの自分のペースで取り組める
- 専門的な知識が不要
- すぐに利益を出せる可能性がある
一つづつ見ていきます。
「スマホ又はPC」と「インターネット環境」があれば始められる
せどりは、「スマホ又はPC」と「インターネット環境」があれば始められます。
但し、PCで始める場合は商品撮影用のカメラも必要です。
そして、例えばメルカリでせどりを始める場合は、
- スマホでは専用アプリ(メルカリ)をダウンロードして
- パソコンではインターネットのメルカリのサイトで
それぞれ登録(アカウントを取得)したらすぐに始めることができます。
家事の合間や休み時間、帰宅後や休日などを利用して自分のペースで取り組める
メルカリせどりは、主婦の方であれば家事や育児の合間に、会社員の方であれば通勤時間や休み時間、帰宅後や休みの日を利用して取り組むことができます。
自分のペースでできますので副業として最適です。
専門的な知識が不要
せどりはインターネットを使いますが、難しい専門知識は不要です。
必要な技術は、
- 写真を撮る
- 商品に関する説明文章を書く
- 賞品購入を検討している人や購入した人の問い合わせに応対する
- 売れた商品を梱包して発送する
ことくらいです。
誰でも簡単に始められるというのもメリットの一つです。
ただ、「売れた商品を梱包して発送する」という部分に関しては具体的なイメージが湧かず不安に思う方も多いと思うので後に詳しく解説します。
すぐに利益を出せる可能性がある
私はせどりはしていませんが、メルカリで不要品を出品しています。
スマホでメルカリをダウンロードして登録、売りたい商品を撮影して商品の説明を記述。
初めてだった私でも出品するまで1時間とかかりませんでした。
そして、初めて出品した商品は1日で売れて利益は4,000円でした。
例えばアフィリエイトは、当たると大きな利益が出る反面、半年継続しても売上ゼロということはザラにあります。ブログでも最低20~30くらいの記事を書かないと収益には繋がりません。
その点、せどりは比較的簡単にすぐに利益を出せる可能性があります。
副業に「せどり」を選ぶデメリット
一方で、せどりにも以下のようなデメリットがあります。
- 商品を購入する資金が必要
- 仕入れたものが売れなければ損をする
- 梱包や発送の手間がかかる
また、デメリットという訳ではありませんが、
- 売ってはいけないものがある
- 古物商許可が必要になる
という決まり事もあります。
一つ一つ説明します。
商品を購入する資金が必要
家にある不要品を販売するのではなく、仕入れて販売するという場合は、仕入れする場合に少なからず資金が必要になります。
資金を無駄にしないためにも、まずは商品選定の感覚や一連の流れを掴むために自宅にある不要品を販売することから始めることをおすすめします。
もう着なくなった服や不要になった本など探せば何かあるはずです。
売れる前後のメッセージのやり取りから売れた後は梱包資材の購入、梱包、発送と、一連の流れや感覚が掴めたら商品を購入して販売してみるといいでしょう。
リスクなしからスタートできるサービスだからこそメルカリはせどり初心者に最適といえます。
売れなければ損をする
当然、商品が売れなければ利益は発生しません。これは普通のお店と同じです。
仕入れた商品が売れなければその分損することになります。
従って、せどりをビジネスとして成功させるためには、
- どういう商品が売れるのか
- いくらくらいで売れるのか
- いくらくらいで仕入れられるのか
といったことに常にアンテナを張っておく必要があります。
売ってはいけないものがある
せどりでは売ってはいけないものがあります。
売ってはいけないものとは、チケットや偽ブランド品、コピーコンテンツや海賊版などです。これらの販売は、チケット不正転売禁止法、商標権の侵害、作権法違反などで禁止されています。
販売するサイトのガイドラインで禁止されているものもあるため注意しましょう。
中古品を転売目的で仕入れるためには古物商許可が必要になる
新品の商品や自己で使用した物品を不要品として販売する場合は古物商許可は不要です。
しかし、事業として転売目的で中古品を仕入れるためには古物商許可が必要になります。
古物商許可を取らずに事業として中古品のせどりを行うと刑事罰が科される可能性もあるため注意しなければなりません。
古物商許可証を得るためには、各都道府県の警察署に行って書類を提出する必要がありまです。古物商の許可申請に必要な手数料は、19,000円(令和4年現在)です。
副業でせどりを頑張ろうと思っている方は古物商許可を取得しておくのがおすすめです。
副業でせどりをするならメルカリせどりがおすすめ
さて、そんなせどりをする場所には、
- Amazon
- メルカリ
- ラクマ
- PayPayフリマ
- ヤフオク
などがありますが、その中でもおすすめなのがメルカリです。
その理由には、
- メルカリアプリは無料で使える
- 利用者が多い
- 出品がいたって簡単
- 掘り出し物が見つけやすい
ということがあります。
メルカリアプリは無料で使える
メルカリアプリは無料で利用することができます。
その代わり商品が売れたら販売価格の10%が手数料として差し引かれる仕組みになっており、加えて、梱包資材の料金や送料が必要になります。
利用者が多い
メルカリは国内最大のフリマアプリです。
月間の利用者数は2000万人超え、と他社を圧倒しています。
結果、よく売れる、早く売れる⇒稼げるということに繋がっています。
但し、出品者も多い分、同じ商品を他人が出品しているケースも多く、価格を低く抑えないと売れない場合もあります。
出品がいたって簡単
出品がいたって簡単です。
メルカリのアプリをダウンロードしたら、売りたい商品の写真を撮って、その商品の説明、価格を記載すれば出品できます。
メルカリで最も知識が必要なものは売れた後の送り方と送料です。これについては後述します。
掘り出し物が見つけやすい
仕入れをする商品を探す場合もメルカリは役に立ちます。
もう少し高くても売れそうなのに商品の撮影の仕方や売り方が下手でなかなか売れないと言う商品は案外多いものです。
そのため、少し値引き交渉をして安く仕入れて再販するといった人も少なくありません。
メルカリせどりの始め方
さて、そんなメルカリでのせどりですが、どうやって始めたらわからない人のためにここからはメルカリせどりの始め方を解説します。
スマホでメルカリでせどりをしたい場合は、
- メルカリアプリをインストールして会員登録
- 販売する商品を選定する、仕入れる
- 販売する商品の写真を撮影する
- 商品の説明を入力して出品する
- 商品が売れたら梱包して発送する
- 商品を受け取った購入者と出品者がお互いを評価する
- 申請すればメルカリから出品者に売上代金が支払われる
といった手順を踏みます。
これらの手順は、下の記事で詳しく解説しています。
生前整理や断捨離をメルカリで行う手順としていますが、メルカリで商品を販売する手順、売れた後の発送までを詳しく解説していますので参考になります。
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