Googleストリートビューとは、360度で撮影したパノラマ画像を提供することで、ある場所の周辺を実際に歩いているかのように体験できるサービスです。
そして、あまり知られていませんが、Googleストリートビューには、店舗内のバーチャル体験ができる屋内版もあります。
ストリートビューで店舗の中に入っていけるというものです。
ストリートビューが公道の95%以上をカバーしているのに対し、店舗などの屋内版は1%に留まっており、今後大きく伸びることが予想されます。
そんな中、近年は、Googleストリートビュー屋内版の撮影・アップロード投稿が個人でもできるようになり、ビジネス(副業)として始める人が増えてきました。
ここでは、Googleストリートビュー投稿の副業をする方法について解説しています。
Googleストリートビュー投稿で副業
お店や事務所などを経営している人であれば、誰もがその認知度を上げたいと考えています。
チラシを配ったり、ホームページを作ったりするのも認知度をアップさせる一つの方法ですが、Googleストリートビュー屋内版の投稿サービスを使うのもその一つです。
Googleストリートビュー投稿の仕事内容は、自分の飲食店や小売店、サロンや個人事務所などの認知度を上げたいと思っている人の要望に応えるべく、お店の内観をGoogleストリートビュー屋内版のサービスを使ってインターネット上に公開することです。
グーグルマップなどの検索結果にお店や事務所の情報が表示されるようになれば、近くにいる方やお店を知らない方にもアピールができるようになります。
また、お店や事務所の内観を公開し、お客様にお店の中の雰囲気や広さという情報を提供することで、安心感も与えることができ、売上にも繋げることができるようになります。
勿論、自分のホームページにも内観を掲載することができます。
Googleストリートビュー投稿の副業に必要なもの
Googleストリートビュー屋内版投稿を副業としてやっていくためには、
- 360度撮影できるカメラ
- 撮影技術
- 撮影した画像の編集技術
- Googleストリートビューにアップロードする技術
が必要です。360度カメラは市販されています。
これらのノウハウは、下記のようなサイトで習得することができます。
約1時間の動画の中に営業方法、撮影方法、編集方法、Googleへのアップロードまで全てを盛り込んでいますので初心者の方でも少ない投資で始めることができます。
Googleストリートビュー投稿の仕事内容
店内撮影やGoogleストリートビューにアップロードする技術を習得したら、Googleストリートビュー屋内版のサービスを希望する飲食店や小売店、個人事務所、各種サロンなどを探します。
飛び込み営業に抵抗があれば、ターゲットとなる店舗に直接チラシを投函したりホームページを使ったりして営業し、連絡があったところに説明に伺うといったことでもいいと思います。
正式な依頼があれば、360度撮影できる特殊なカメラで撮影し、編集作業を行い、専用のアプリを使ってGoogleストリートビューにアップロード投稿するのが具体的な仕事内容です。
撮影した画像は、Googleの審査を通過すれば、グーグルマップやGoogleの検索結果に掲載されることになります。
Googleストリートビュー投稿が副業としておすすめな訳
Googleストリートビュー屋内版の投稿は、在庫リスクがなく、360度撮影できるカメラ1台でできる副業です。
カメラなどの撮影機材の調達など、初期投資が必要ですが、その後は殆ど原価がかからないため高収益モデルのビジネスです。
また、Googleが提供しているサービスで時代の流れに沿ったサービスということもあり、非常に提案しやすく成約に結びつきやすい商材です。
休日や空いた時間を利用して自分のペースでできるので、仕事を持つサラリーマンや主婦、学生、定年後の副業としてもおすすめです。
まだ未開拓な市場ということもあり、現在は、1件、5万円~15万円といった高額な料金を請求する業者が横行しています。
個人で始めて価格も自ら設定できるので、価格で他と差別化を図ることができます。
移動や撮影の時間、編集・登録作業に半日から1日を見積もれば良いので、1件2万円でもかなりの収入が期待できます。
ホームページの制作代行とのオプションとしてこのサービスを加えるのもおすすめです。
一度顧客を掴めば、様々なホームページの更新と同じで店舗の内装の変更や新規出店などで再度依頼されることもありますし、口コミで新規顧客を得る可能性も広がります。
ストリートビュー認定フォトグラファーで信用度アップ
ストリートビュー認定フォトグラファーとは、ストリートビュー認定バッジの取得者で、公開している360度写真の50枚が承認を受けているワンランク上の投稿者のことです。
公開した360度写真が50枚に達すると、認定フォトグラファーとしての活動を打診する招待状がストリートビューアプリに届きます。
認定フォトグラファーとしてワンランク上のステータスをアピールするには、承認済みのすべての360度写真が、画質、結合、適切さに関する様々な条件を満たしている必要があります。
認定フォトグラファーとして登録すると、ストリートビュー認定バッジ(デジタルバッジ)が取得でき、認定フォトグラファーとしてGoogleのリストに登録されます。
Googleのリストに名前が載れば、ストリートビュー用写真撮影のプロとして宣伝ができ、同業他社との差別化を図ることで顧客の獲得を促進できます。
最初は練習を兼ねて趣味のレベルからはじめ、そのノウハウを習得しながら認定フォトグラファーとして認定されたら、副業として本格的に活動するのが現実的だと思います。