格安SIMと格安スマホの違い

格安SIMと格安スマホの違い

2019年9月には、全てのスマホ端末でSIMロックの解除が義務化されることに伴い、今後は格安SIMや格安スマホ市場が活性化してくると思われます。

ユーザーとしても選択肢が広がり、格安スマホ、格安SIMに乗り換えることで通信費を大幅に削減することができるかもしれません

しかし、50代、60代といった年代になると、SIMロックや格安SIM、格安スマホといった単語を並べられても何やら複雑で面倒そうという考えが先に立ち、検討する前に拒絶反応を起こしている人も多いのではないかと思います。勿体ないことですね。

そこでここでは、サルでもわかるようには無理ですが、スマホに疎い人でもわかるように、SIMの事や格安スマホの事、また両者の違いなどを分かりやすく説明していきたいと思います。

是非、ここで理解してもらって、必要あれば、家計の節約の手段の一つとして格安スマホへの乗り換えを検討してほしいと思います。

そもそもSIMとは何?

そもそもSIM(シム)とは何でしょうか?

SIMとは通信に利用するICカード

SIMとは、スマートフォンやタブレット端末などの中に入っているICカードのことです。

SIMカード

SIMカードにはそれぞれ固有の識別番号が記録されており、この情報で個人を特定することで電話やインターネット、メールなどが利用できるようになります。

従って、このカードを抜くと電話やインターネットは使えなくなる重要なカードです。

大手キャリアでスマホを受け取ると予め情報が記録されたSIMカードがセットされています。

SIMカードの種類

SIMカードには「音声通話+データ通信」用と「データ通信のみ」用の2種類があります。

例えば、スマホで電話を利用したい方は「音声通話+データ通信」のSIMを選択し、タブレット端末でデータ通信のみ使う場合は「データ通信のみ」のSIMを選びまます。

SIMカードには、標準SIMmicroSIMnanoSIMの3種類があり、それぞれサイズが異なります。最近の機種では殆んどが最もサイズが小さいnanoSIMを使用しています。

SIMは、スマホやタブレット端末にあるSIMスロットのサイズと合わなければ使えません。

SIMカードのサイズはスマホのSIMスロットのサイズを実際に確認したり、説明書、公式サイトなどで確認することができます。

SIMロック解除とは?

では、時々耳にするSIMロック、SIMロック解除とはとういう意味でしょうか。

SIMロックとは、例えばdocomoで購入したスマホにauやソフトバンクのSIMを挿入しても、通話や通信ができない状態にすることです。

自分のところのSIMカードでなければ使うことができないように、スマホやケータイなどの端末に制限をかけているということですね。

そして、SIMロック解除とは、その制限を解除すること、つまり、docomoで購入したスマホに他で調達したSIMを差し込んでも使えるようにすることです。

SIMロックが解除されている端末はSIMフリー端末とも呼ばれます。

iPhoneも大手キャリアではなくApple Storeで購入するとSIMフリー端末です。

SIMロックが解除されていれば、どこのSIMでも差し込んで使えるようになります。

これまでは、キャリアの端末のSIMロック解除を行えるのは、端末を購入・契約した本人のみとなっていました。

しかし、冒頭でも触れた通り、2019年9月1日からは、本人でなくとも、また中古品として購入されたものでも、キャリアは原則として自らが販売したすべての端末のSIMロックの解除に応じなければならなくなりました。

これから格安SIM、格安スマホ市場が増々活性化していくと思われます。

SIMロックが解除された場合のユーザー側メリット・デメリット

SIMロックが解除された場合のユーザーのメリット

SIMロックが解除されると、ユーザーはスマホと通信回線(携帯会社)を別々に選べるようになり、うまく組み合わせることで料金を低く抑えることができるようになります。

例えば、安い中古のスマホと格安SIMを購入してランニングコストを最小限に抑えるといったことが可能になる訳です。

また、格安SIMという商品には、色々なプランが用意されているため、電話が多い、データ通信が多いといった自分の使用スタイルに合った無駄の無いプランで契約することができます。

尚、docomoの通信網を利用したMVNO(後に説明)ならdocomoで購入したスマホで、auの通信網を利用したMVNOならauで購入したスマホでSIMロックを解除しなくても利用できます。

SIMロックが解除された場合のユーザーのデメリット

SIMロックが解除された場合のユーザーのデメリットは殆どありません。

強いて言えば、SIMロックの解除で、これまで契約していたスマホや携帯において2年縛りなど最低利用期間内に解約すると解約手数料や違約金がかかる場合があります。

SIMロック解除の手続きは現在のスマホの契約状況をよく確認して行うようにしましょう。

尚、SIMロックの解除と直接関係がある訳ではありませんが、格安SIMは電話の通話料が高い傾向があります。よく電話をする人であれば、大手キャリアのスマホでかけ放題に加入している方が安くつく場合があります。

格安SIMと格安スマホの違い

格安SIMとは?普通のSIMとはどう違うのか

SIMカードには、各キャリアや発行するSIMカードのほかに、MVNO(仮想移動体通信事業者)と言われる業者が発行するSIMカードがあります。

MVNO(仮想移動体通信事業者)とは、基地局などの通信回線設備を、docomoやau、ソフトバンクなどの大手キャリアから借りて、通信サービスを提供する事業者のことです。

UQモバイル、楽天モバイル、LINEモバイル、mineo、OCNモバイルONE、DMMモバイルなど国内に数十社の業者があります。

そして、MVNOが発行するSIMカードを格安SIMと言っています。

MVNOは、基本的に大手キャリアのような2年縛りといった長期に渡る縛りがありません。縛りがある場合でも比較的短期間ですのであまり違約金を気にしなくてもすむようになります。

SIMと格安SIM

格安スマホとは?普通のスマホとどう違うのか

格安スマホとは、MVNOが発行する格安SIMを使っているスマホのことを言います。

つまり、格安SIMは、MVNO(仮想移動体通信事業者)と言われる業者が発行するSIMカードで、格安スマホとは、格安SIMを使っているスマホのことです

大手キャリアのスマホのSIMロックを解除して格安SIMを差し込んで使う、または、安い中古スマホに格安SIM差し込んで使う、といったことも可能ですが、そういったことが面倒な場合は、格安SIMとスマホがセットになった格安スマホを契約するというのがおすすめです。

格安SIMと格安スマホ、どちらを選ぶか?

格安スマホに切り替えるには、手元にあるスマホに格安SIMを購入して使う方法スマホと格安SIMがセットになった格安スマホを契約する方法があります。

いずれも今の電話番号を引き続き利用することができます(MNP)。

手元にあるスマホに格安SIMを購入して使う方法

手元にあるスマホを使う場合はこれまで使用していたスマホでも中古スマホを取り扱っているショップで購入したものでも構いません。

尚、格安SIMはSIMの種類でも説明した通り音声通話できるものとそうでないものがあります。

音声通話が可能なSIMは通話SIMと言われ一般的にはデータ通信も可能ですが、データSIMと言われるものはインターネット専用で音声通話ができないので選ぶ時には注意が必要です。

手元にあるスマホに格安SIMを購入して使う場合は、既存の端末を有効活用できますが、スマホの使用状況によっては、寿命でバッテリーが劣化している場合もあります。

スマホと格安SIMがセットになった格安スマホを契約する方法

一方、スマホと格安SIMがセットになった格安スマホを契約する場合は、格安SIMを差し込んで設定するといった手間がなくなりますが、選べるスマホのラインナップが少なかったりします。

一長一短ありますが、こういったことを考えた場合、50代、60代といった年代の方やスマホに疎い方は、スマホ端末に拘らないのであれば、スマホと格安SIMがセットになった格安スマホへの乗り換えがいいかもしれませんね。

まとめ

以上、SIMやSIMロック、格安SIMと格安スマホの違いといったことを説明してきましたが、ご理解頂けたでしょうか。

大手キャリアからこれらに乗り換えることで通信費を大幅に削減でき家計の節約になります。

特にスマホをあまり使わない人(データ通信容量が少ない人)は格安スマホにすることで節約できる可能性が高くなります。

「格安SIMのみを購入して手元にあるスマホに差し込んで使う方法」と「スマホと格安SIMがセットになった格安スマホを使う方法」のメリット、デメリットを整理し、自分にはどちらが合っているかを考えて選ぶようにしましょう。

参考:定年後・老後におすすめの格安スマホ「UQモバイル」で通信費の節約

参考:定年後の生活が楽になる3つの経費削減策