格安スマホに乗り換える時に注意すべきポイント

格安スマホに移行して失敗した、と思う人も少なからずいらっしゃいます。

ここでは、格安スマホに乗り換えて、「しまった!失敗した」と思わないでいいように、格安スマホに乗り換える時に注意すべきポイントを解説しています。

格安スマホに乗り換える時に注意すべきポイント

大手キャリアから格安スマホに乗り換えて、後悔する人が少なからずいますが、その人たちの多くは、次の点で後悔します。

  1. スマホ本体のスペックが落ちた(スピードや動作の滑らかさ、カメラの画像の質など)
  2. SIMが正常に動作しない
  3. SIMロックが解除できない
  4. SMS認証機能がない
  5. 通信速度が遅い
  6. 旧スマホの残債があった
  7. 格安スマホの契約内容に不満がある

これらで後悔することがないように、乗り換え時は以下の点に留意する必要があります。

スマホ本体のスペックをチェック

大手キャリアから格安スマホに乗り換えるパターンには、スマホごと乗り換えるケースと、スマホは従来のものを使い、SIMだけを挿しかえるケースの2パターンがあります。

このうち、スマホごと乗り換えるケースでは、

  • スマホの動作速度(レスポンス)
  • カメラの機能(写真の画質)
  • データ容量(スマホ端末のデータ保存容量)

などのスマホのスペックに目を通す必要があります。

iPhoneなどハイスペックのスマホに慣れた人がミドルレンジのスマホにスペックをダウンさせた場合、スマホの動作速度や動作の滑らかさに不満が出る場合があります。

価格の安いスマホ端末へ乗り換える場合は、そのCPUなどの評価もチェックして下さい。

また、写真をよく撮る人は、カメラ機能やスマホ本体のデータ容量のチェックも必要です。

メーカーのサイトでは、カメラ機能など端末の説明文にはいいことしか書いていないので生の声(口コミ)をチェックするのがポイントです。

画像が暗くなった、ピンボケしてしまう、画質が悪くなった、といったことはよくある話です。

私もiPhoneからXperia8に変えたことがありますが、この時は動作速度や動作の滑らかさ、またカメラの機能の違いに驚きました。Xperia8ではすぐに固まるし、カメラで撮った画像は暗かったです。すぐにiPhoneに戻しました。

スマホとSIMの相性をチェック

スマホは従来のものを使い、SIMだけを格安SIMに挿しかえる場合は、そのスマホでSIMが正常に動作するかどうか確認が必要です。

スマホとSIMには相性があり、格安SIM業者は、動作確認済の端末(スマホ)を公開していますので、お持ちのスマホでSIMが動作するか確認して乗り換えるようにしましょう。

SIMロックが解除できるかチェック

今使っているスマホをもってSIMだけ格安SIMに変更する場合、SIMの交換で回線がこれまで使っていた通信回線と異なってくる場合は、事前にスマホで、SIMロックの解除が必要になります。

例えば、ドコモの回線を使っていたスマホで、ソフトバンクやauの回線を使う格安スマホに乗り換える場合などがそうです。

しかし、キャリアによっては、SIMロックの解除ができる端末の条件を、

  • 2015年5月以降に発売された端末
  • 購入から101日以上経過している端末
  • SIMロック解除に対応した機種
  • 契約者本人の購入履歴がある端末
  • 端末代金の支払いを終えている

としているところもありますので契約者によってはSIMロックを解除できない場合があります。

SIMロックの解除ができない場合は同じ回線を使う格安SIM業者へ乗り換える

SIMロックの解除ができない場合は同じ回線を使う格安SIM業者へ乗り換える必要があります。

尚、基本的に同じ回線を使うSIMへ変更する場合はSIMロックの解除は不要ですが、ソフトバンクからワイモバイルへ乗り換える場合は、使う回線は同じでも、例外的にSIMロックの解除を行う必要があります。

また、SIMロック解除を自分で行う場合は、キャリアの専用サイトが契約中にしか利用できないため原則として契約中にしかできません。

従って、SIMロックの解除は必ず新しい端末への回線の切り替え前に行います。

回線の切り替え後にSIMロック解除を行う場合は、切替前のキャリアのマイページが付けませんので、キャリアのショップで手続きする必要があります。

尚、SIMロックが解除できるかどうか、キャリアごとの解除の方法などについては下のページでまとめていますので参考にして下さい。

SMS認証機能のあるなしをチェック

大手キャリアだと、SMS認証に必要な機能が標準で付いていますが、格安SIMにはSMS機能が付いていないものもあります。

SMS認証とは本人確認のため携帯電話のSMS(ショートメッセージサービス)を利用した認証機能です。各種サービスへの会員登録やポイント交換などの際に他人の携帯電話を使った「なりすまし」を防ぐために、入力された電話番号にショートメッセージ又は自動音声ガイダンス電話により「認証番号」を通知し、それを入力して認証するなどの時に使われます。

SMS機能が付いていなければ、SMS認証を行っているLINEやfacebook、twitterなど、ネット上の様々なサービスが使えなくなる可能性があります。

格安SIM(格安スマホ)に乗り換える場合は、事前にSMS機能の有無もしっかりとチェックするようにしましょう。

ちなみに、mineoやUQモバイル、ワイモバイルにはSMS機能がついています。

また、格安スマホに乗り換えても基本的にはこれまで通りのアプリが使えますが、「auスマートパス」や「App Pass」など大手キャリアが独自で配信しているアプリは使えなくなります。

従って、これらを頻繁に利用している方は注意が必要です。

通信速度をチェック

格安スマホの運営会社は、docomoやau、Softbankなどの大手キャリアから通信設備を間借りして事業を営んでいます(UQモバイルとワイモバイルは別)。

借りているからといってキャリアと全く同じ速度かというとそうではありません。

使える帯域が狭かったり管理するためにワンクッション処理を挟むことになるため、平日の昼休みや夕方など利用者が多くなる時間帯は、通信速度が低下することがあり、動画の視聴やSNSの利用に支障が出る場合がありかもしれません。

通信速度を重視する場合は、通信速度の速い格安スマホ業者を選ぶようにしましょう。

通信速度の速さに定評のある格安スマホ業者には、UQモバイルワイモバイル、続いてmineo、イオンモバイルなどがあります。

特にUQモバイルとワイモバイルは、それぞれauとソフトバンクのサブブランドとしてau、ソフトバンクの回線をそのまま利用していますので通信速度の点で言えばおすすめです。

旧スマホの契約状況をチェック

キャリアとの契約を解約して格安スマホへ乗り換える場合、キャリアとの契約内容によっては、違約金が発生したり、端末の支払いが残っていたりする場合があります。

今までキャリアでスマホや携帯電話を契約するときには、2年単位での契約を行う、いわゆる2年縛りが一般的で、契約更新月を含む前後3カ月以外で解約をすると、違約金として9,500円(税別)がかかる、というデメリットもありました。

しかし、電気通信事業法の改正に伴い、最近の契約からはこれが廃止になったため、これらのデメリットもなくなりつつありますが、契約が旧契約のままであれば解約手数料や違約金が発生する場合がありますので、スマホの契約状況をよく確認して行うようにしましょう。

尚、この最低利用期間の廃止は大手キャリアのみに適用され、格安スマホには適用されません。格安スマホの中には、2年縛りなど最低利用期間と解約金を設けているところもあります。

また、スマホ端末の分割払いが残っている場合は、格安スマホに乗り換えても、残債を支払い続けなければなりません。

乗り換えでスマホも新しく購入する場合は、旧機種と新機種の二重の支払いが発生しますのでよく考えて契約しましょう。

格安スマホの最低利用期間と解約金をチェック

上にも書いたように格安スマホの中には、最低契約期間と解約金を設けている業者があります

最低契約期間は1年程度が多いですが、最低契約期間内に解約すると解約金の支払いが必要になります。事前に確認しておきましょう。

無駄な契約をしていないかチェック

より安くスマホを使いたいという目的で格安スマホへ乗り換える訳ですから無駄なオプションを含む契約は避けたいものです。

格安SIM(格安スマホ)は、データ容量(通信料)と通話料で料金が決まってきますので、自分の使用状況に合った無駄の無い契約にします。

筆者の場合は、スマホの利用は、家のWi-Fiが中心で外出先では滅多に使いません。

過去のデータ通信量を確認しても200MBすら使う月はありません。

過去5カ月間のデータの通信量

また、電話も月に500円も使うことはありませんので、例えば、楽天モバイルに申し込む場合は、1GB以下なので無料で済みます。楽天モバイルであれば通話もアプリを使えば無料です。

通常の利用量より多めに契約すると勿体ないですし、少な目だと通信量がオーバーした時の追加料金が発生する場合がありますので適切な内容で契約するようにしましょう。

また、格安スマホに変えて価格面で後悔する人は少ないようですが、データ通信量が非常に多い場合通話時間が長い場合は、格安スマホよりキャリアの方が安くつく場合があります。

特に最近は、大容量や無制限のデータ通信量においてキャリアで価格競争が激化してきていますので、データ通信量が非常に多い場合は、キャリアがお得になる場合が殆どです。

まとめ

以上、格安スマホに乗り換える時に注意すべきポイントを解説してきました。

格安スマホに乗り換える時に注意すべきポイントは、

  1. スマホ本体のスペックが落ちた(スピードや動作の滑らかさ、カメラの画像の質など)
  2. SIMが正常に動作しない
  3. SIMロックが解除できない
  4. SMS認証機能がない
  5. 通信速度が遅い
  6. 旧スマホの残債があった
  7. 格安スマホの契約内容に不満がある

の7点です。

これらのことを念頭において格安スマホへ乗り換えれば、後悔することなく、満足いく乗り換えができると思います。