ネットビジネスにはどのようなものがあるか。その種類と実態

近年、働き方改革の一環として厚生労働省がモデル就業規則に「副業・兼業に関する規定」を新設し、副業を容認しはじめました。

これに伴い、てっとり早く効率的にビジネスが展開できるネットビジネスに関心が高まってきています。

このページでは、誰もが比較的簡単に始められるもので、流行り廃りのあるものではなくできる限り長く続けられるネットビジネスを厳選して紹介しています。

はじめに

まずはじめに断わっておきますが、ネットビジネスは誰でもが簡単に始められるものですが、決して簡単に稼げるものではありません。

リアルビジネスと同じで厳しい競争があり、勝ち残っていくためには、戦略を考えたり、やり方・進め方を工夫したり、また、計画立てて努力していくことが必要になります。

「楽して儲ける方法」「1日30分の作業で月収10万円可能」といった広告に興味を引かれて思わずクリックしてしまう人はネットビジネスのセンスがないと考えた方がいいかもしれません。

やり方や進め方を工夫しながら諦めずに努力していけば、その分収入も増えていく確率が高くなり、運が良ければ大きな収入を得ることもありますが、まずは、ネットビジネスは誰でもが簡単に稼げるものではないことを認識しておく必要があります。

ネットビジネスのメリット・デメリット

ネットビジネスとはインターネットを活用してできるビジネスです。パソコン(スマホ)とインターネット環境があれば誰でもすぐに始めることができます。

ネットビジネスのメリット

ネットビジネスのメリットとしては、

  • パソコンとインタネット環境があれば誰でもすぐにできる
  • 場所と時間を選ばずにできる
  • やりたいことを自分で決めることができる
  • 初期投資資金が少なくて済む

といったことがあげられ、こういった敷居の低さや自由さ、ローリスクといった点がネットビジネスへの参入者を増加させている要因と言えます。

人によっては人と会わずに済むということもメリットになるかもしれません。

主婦であれば家事の合間に、サラリーマンであれば会社が休みの日や退社した後にできるため、副業やサイドビジネスとしても取り組むことができます。

ネットビジネスのデメリット

一方でネットビジネスのデメリットとしては、簡単に始められるだけにネットビジネスへの参入者も多く、それだけライバルも多いということがあげられます。

そのため成果がでるまで(収入になるまで)には時間がかかり、途中で断念する人も少なくありません。地道に努力をし続ける人でなければ成功は難しい世界です。

指示したり管理する人がいないため、自己管理能力も問われるビジネスになります。

それでは、実際どういったネットビジネスがあるか、またそのネットビジネスの特徴と簡単な実態を紹介します。

ネットビジネスの種類

現在、主流となっているネットビジネスには以下のようなものがあります。

アフィリエイト

アフィリエイトとは、ブログやホームページなどで商品やサービスを紹介して、売上に繋がったら報酬がもらえるという広告ビジネスです(一部クリック報酬もあります)。

アフィリエイトの種類

アフィリエイトには、そのやり方で、

  • ブログで行うブログアフィリエイト
  • サイトを作って行うサイトアフィリエイト
  • メルマガを活用して行うメルマガアフィリエイト
  • Googleなどにクリック課金型の広告を出して行うPPCアフィリエイト

といった種類があります。

広義では、次に解説するGoogleAdsenseもアフィリエイトと解釈される場合があります。

PPCアフィリエイトは、広告費がかかりますが、それ以外のアフィリエイトは初期投資もドメインとサーバーレンタル代くらいで、在庫をかかえる必要もありません。ローリスクであるにもかかわらず、やり方次第で多くの収入が見込めるビジネスです。

但し、一般的なアフィリエイトであるブログ及びサイトアフィリエイトはGoogle(検索エンジン)の検索結果に依存したビジネスになりますので、Googleのアルゴリズム変動による順位の変動で収入の浮き沈みが激しいという特徴があります。

既に多くの人がこのビジネスに参入していますので、収入に結び付きそうなワードで検索すると既にスーパーアフィリエイターと言われる猛者たちががひしめいており、今から新規参入した者がその中に割って入るのは至難の業です。

これからブログ及びサイトアフィリエイトに参入する人は、まずはニッチキーワードで検索結果の上位を目指すか、人気ブログを作り上げてその中でうまくアフィリエイトをするかなど、柔軟な発想で工夫することが必要になってきています。

サイトに力がついてきたら徐々にビッグワードに挑戦しても良いでしょう。

また、近年では、Googleのアルゴリズム変更で、「健康」や「出会い系」に関するアフィリエイト記事は検索結果の上位に表示されにくい仕組みになっていますので、アフィリエイトを行うカテゴリの選定にも注意を払う必要が出てきています。

GoogleAdsense(グーグルアドセンス)

GoogleAdsenseとは、Googleが提供する広告配信サービスです。

GoogleAdsenseに登録し、GoogleAdsenseが用意したコードをブログの特定の箇所にコピーして貼り付けておけば、Googleが訪問者に適した広告を自動的に表示してくれます。現在急激に増えてきているネットビジネスです。

アフィリエイトが顧客である訪問者が商品やサービスを購入してはじめて報酬が発生する成果報酬であるのに対して、GoogleAdsenseは、ブログやサイトへの訪問者が広告をクリックをすると報酬が発生するクリック報酬型なので、訪問者に比例して必ず収入が発生します。

広告はGoogleからの自動配信ですので、ブログやサイトを作成している人は広告を意識することなくそのコンテンツの作成に集中することができます。

言うなればブログを書くだけで収入になるシステムなので、GoogleAdsenseに登録する際には比較的厳しい審査があります。

比較的厳しい審査で参入者を絞っていますので、審査を通過させれば、一つのビジネスをクリアしたことになります。

クリック単価は数円から数十円と安価ですが、月に数百万円稼ぐ人もいます。目安としては1日に1万PV(アクセス)で月額およそ10万円ほどです。

注意すべきは、アカウント凍結で収入がゼロになる可能性もゼロではないため、リスクヘッジが必要です。

クラウドソーシング

クラウドソーシングとは、オンライン上で不特定多数の人に仕事を依頼する比較的新しいビジネス形態のことです。

アウトソーシングが特定の業者に外注するのに対し、クラウドソーシングは不特定多数の外部の人々に向けて業務が発注され、受注者は、業務を完了することで報酬が得られます。

業務の内容としては、
・データ入力
・テープおこし
・指定された記事の作成
・アンケートへの回答
など特に経験がなくても誰でもできる仕事から、
・ホームページ作成
・ロゴ作成
・プログラミング
など専門的なものまであります。

誰でもできる仕事は単価が安いので(例えば記事の作成であれば1記事1000文字程度で300円程度)、収入を上げたければ専門性が高い案件を受けられるスキルを身につけることが必要になります。

クラウドソーシングにより業務を請け負いたい場合は、クラウドワークスなどのクラウドソーシングサービスを提供する業者に登録して、自ら仕事を受注する必要があります。

登録しておけば、在宅ワークに関する最新のニーズや動向をキャッチすることができ、今後のビジネス展開でのヒントになります。

せどり・転売

せどりとは、新品や中古品の本や物品などを仕入れ、Amazonなどのサイトで自分が設定した値段で販売するいわゆる転売ビジネスのことです。

販売された金額から仕入れた金額を差し引いた額が利益となります。

リサイクルショップやディスカウントストア、家電量販店、また、楽天市場やメルカリなどで安いものを調達し、amazonで転売するといったやり方になります。

レア物や限定版などを入手できれば大きな利益が期待できる一方で在庫リスクが伴います。商品が売れたら商品の梱包(梱包材は自分で用意)、送料を負担しての発送手続きは自分で行います。

尚、転売目的で古物を買い取る行為は古物営業に該当します。本格的に稼ぐ目的で古物を買い取る行為(売上金額などで判断)は、古物商許可を取得していないと無許可営業の罰則を受ける可能性があります。

ネットショップ運営

売りたいもの、売れるものを自分で用意できればネットショップを開設して販売することができます。売りたいもの、売れるものがある時点でネットビジネスの展開としては他の人を一歩リードしていると考えていいと思います。

ネットショップ(いわゆるECサイト)は、最も古くからあるネットビジネスの形態です。

自らECサイトを構築して販売することもできますが、既にamazonや楽天市場、Yahooショッピングが認知度が高いためこれらのショッピングモールを活用するやり方が殆んどです。

特にamazonは、楽天市場とは異なりショップのデザインなど煩わしい設定が不要。出品者の負担も少なく商品を登録するだけで販売可能となるため人気があります。

これらのモールを活用する場合は、月間登録料や販売手数料と相談して出店・出品を検討します。

商品やサービスが独特なもの、例えば手作りの子供服やアクセサリー、○○のノウハウ本といったものを販売する場合は、ミンネ(minne)BASEなどを利用して販売する方法もあります。

ミンネ(minne)は、minneというモールに商品を出品する形態となり、BASEは、自分のECサイトを作る形態となります。

現在は、BASEのようにクレジットカードや銀行振込・コンビニ・後払いなどの決済機能がついた店舗を無料で持てるシステムもあります(販売された時点で手数料が発生)。

但し、楽天市場やamazonなど大手のモールと違ってこういった個人のネットショップでは集客が課題になります。

Facebookやツイッター、ブログなどのSNSを活用すして店舗に誘導するなどの工夫も必要です。

電子書籍販売

書籍販売と聞くとハードルが高そうですが、近年は、Amazonのセルフ出版サービス「Kindle ダイレクト・パブリッシング」を使えば誰でも電子書籍を出版できる時代になりました。

参考:Amazonのkindleストア

本の出版に興味がある方は紙による自費出版よりも誰でも無料で出版できるkindle出版がおすすめです。

Amazonの審査に通過すればAmazonのサイト上であなたの本を販売することができます。

但し、kindle出版を実現するまでの手続きは少し面倒。出版するまでの具体的な手順は以下のサイトが参考になります。

参考:Amazonで電子書籍を出版する方法

Youtuber

今や中学生のなりたい職業にもランクインされるようになったユーチューバー。PCとビデオカメラがあれば誰でもYoutuberになれます。

ご存じの通りyoutubeを使って定期的に動画を配信し、広告収入を得るビジネスです。GoogleAdsense広告とスポンサー提供広告があり、再生回数や登録者数に応じて収入が発生します。

2017年の終わり頃から話題になり定着しつつある「バーチャルユーチューバー」により、顔出しのリスクも無くなり、今後益々youtuberは増えてくると思われます。

一発当たれば大きいですが、その確率は宝くじで高額当選するようなもの。ビジネスとして挑戦するにはリスクが大きいと言えます。

まとめ

以上、ネットビジネスの種類について解説してきました。

管理人も全部を実践した訳ではありませんが、確実に収入に結び付くGoogleAdsenseや、比較的簡単に始められてやり方次第で高収入が見込めるサイトおよびブログアフィリエイトがおすすめです。

特にリスクヘッジを考慮した場合、アフィリエイトとGoogleAdsense、アフィリエイトでもブログとメルマガの両者を取り入れた複合型がおすすめです。

これらは、費用もかからず、在庫リスクといったこともありません。

自分に合ったビジネスを選んだら、後はひたすら実践あるのみです。