ここでは、ペライチからの被リンクはSEO対策として有効か?について解説し、その後に実際にペライチのホームページを作成する手順を解説しています。
ペライチとは?
まずはペライチとは何かについて解説します。
ペライチは、HTMLやCSSがわらなくても簡単にホームページが作成できるツールです。
ホームページが作れるツールとしては、WordPressが有名ですが、ペライチは豊富なテンプレートを使ってWordPressより簡単に直感的に高品質なホームページを作ることができます。
ペライチの料金プラン
ペライチの料金プランには、
- スタートプラン:無料(0円)
- ライトプラン:月額1,628円(1年契約:17,582円)
- レギュラープラン:月額3,278円(1年契約:35,402円)
- ビジネスプラン:月額4,378円(1年契約:47,282円)
- ビジネス+プラン:月額7,678円(1年契約:82,922円)
の5種類があります(全て税込み)。
それぞれのプランで、公開できるページ数の上限やメルマガ配信機能、予約(受付)機能、オンライン決済など扱える機能が異なります。
無料のスタートプランは、独自ドメインも使えませんし、SNS連携もできません。また、業者の広告も表示されるといった制約もあります。
ペライチの活用方法
公開できるページ数の上限は、
- スタートプランは、1ページ
- ライトプランは、3ページ
- レギュラープランは、5ページ
- ビジネスプランとビジネス+プランは、20ページ
となっています。
このことからも分かるように、ペライチはブログ用には向かず、あまりページ数が必要ではない企業サイトやクリニック、サロンのサイト、士業サイト、IT・Webサービスサイトなどのホームページ作成に活用されています。
業種のイメージに合ったデザインテンプレートを選んで写真や文字を入れ込むことで見栄えの良いホームページを作成することができます。
あと、LP(ランディングページ)といって、商品やサービスを販売する専用のホームページとしても活用されています。
また、レギュラープラン以上は、オンライン決済オプション(有料)を追加すれば、簡単に商品やサービスが販売できるため、ショップ運営者やサービス提供者にも選ばれています。
ペライチからの被リンクはSEO対策として有効か?
そんなペライチですが、実はドメインパワー(信頼性や権威性など)が非常に高いため、ペライチから自分のWebサイトへリンクを貼ることで、外部SEO対策として利用できないかと考えられています。
しかもこの場合は、スタートプランを利用すれば足りるため料金もかかりません。
実際、私もテスト的に他のサイトを登録して試していますが、たまたまなのかペライチのおかげなのか、しばらくしてドメインパワーが4ほど上がりました。
まずは、SEO対策とは何かについておさらいしておきます。
SEO対策とは、作成したWebサイトが、Googleなどの検索エンジンにおいて狙ったキーワードで検索した時に検索結果の上位に表示されるようサイトを最適化することです。
インターネット上で、自分のWEBサイトの露出を増やすのに欠かせない施策です。
そして、SEO対策には大きく内部対策と外部対策があります。
内部対策は、質の高いコンテンツ作りをはじめ、レスポンシブ対応やSSL化、また、ページ表示速度のアップ、自分のWEBサイトに施すSEO対策などで、自分自身で対応できます。
しかし、外部対策、すなわち、外部からのリンクを得るには、基本、誰かがリンクを貼ってくれるのを待つしかありません。
しかもその外部リンクは自然で質の高いものでなければあまり意味がないため、有効なリンクを増やすには大きな労力と時間がかかってしまいます。
ペライチを利用したSEO外部対策の効果
そんな時にSEO外部対策として期待できるのがペライチの活用です。
自分のサイトを検索結果の上位に表示されやすくするには、SEO外部対策を施して自分のサイトのドメインパワーを上げることが何よりも有効です。
質の低い記事でもドメインパワーが高いと、質の高い記事より上位に表示されることも珍しくありません。それが今のGoogleのアルゴリズムです。
そして、自分のサイトのドメインパワーを上げるには、質の高いサイト(ドメインパワーが高いサイト)から自分のサイトに自然なリンクを貼ることが最も効果的です。
その点、ペライチは現在のところ、Webサイトの強さを示す指標であるドメインパワーが非常に高く、質の高さが証明されています。
- ちなみにペライチのドメインのパワーランクは、パワーランクチェックツールによると「86」です。
2023年4月現在
本来、自分でサテライトサイトを作ってリンクを貼ったり、リンク集などに登録したりして自作自演の質の低いリンクを増やすと、Googleから「不自然なリンク」のペナルティを受けるリスクが高くなります。
しかし、ペライチのように圧倒的なドメインパワーのあるドメインからのリンクは質の高いリンクと見なされ、自作してもGoogleからのペナルティは受けにくいと考えられています。
名刺代わりに自己紹介的なページを作り、そこで自分のブログやアフィリエイトサイトを紹介する(リンクを貼る)といったやり方は普通に行われることです。
従って、ペナルティを受ける可能性は低く、結果、ペライチからのリンクは、高いSEO効果が期待できると言えます。
ペライチでホームページを公開するまでの手順
それでは、ペライチのスタートプラン(無料)の申し込みを行い(会員登録)、続いてホームページを作成し、公開するまでの手順を解説していきます。
ここでは、定年後リッチの管理人である「塚本」が、「趣味で作成している定年後リッチを紹介するページ」を作成する例で解説します。
新規会員登録
ペライチの公式サイトから「新規登録」に進み、メールアドレスとパスワードを登録します。
GoogleやFaceBookのアカウントでも登録が可能です。
↓
メールアドレスの確認
会員登録が完了したら、ペライチから「メールアドレスの確認を完了させてください」のメールが送られてきます。
メールの中の【認証用URL】をクリックして、メールアドレスの確認を済ませます。
スタートプランへの変更
会員登録をした段階では、プランは、「お試しビジネスプラン」または「お試しレギュラープラン」になっているかと思います。
上記お試し後に費用が発生することを避けるため、忘れない胃うちに無料の「スタートプラン」へ変更しておきます。
スタートプランへ変更するには、マイページの左のメニューから「スタートプランに変更する」をクリックし、確認画面で、「スタートプランに変更する」をクリックします。
↓
ペライチでホームページを作成する
続いて、ペライチでホームページを作成する手順です。
マイページで右上の「新しいページを作成する」をクリックします。
テンプレートの選択
有料と無料のテンプレートが表示されますの、左側の「種類から選ぶ」で「無料」にチェックを入れ、下の「検索」をクリックします。
表示されたテンプレートから好みのテンプレートを選択しますが、ブログやアフィリエイトサイトなどを紹介する単純なページなので、例えば、「サービス紹介(シンプル)」を選択します。
表示された「ペライチでできること」で、「今すぐ編集を始める」をクリックします。
テンプレートの編集
簡単なテンプレートが表示されますので、編集していきます。
まずは、ページの名称と簡単な説明文の作成です。
「ペライチ」と「その下の箇所」を編集します。
例えば、管理人「塚本」が定年後リッチの紹介ページを作成する場合は、「ペライチ」の部分を「塚本の趣味」、その下の文章を「豊かな生活を送るために今からできることをテーマにサイト「定年後リッチ」を構築しています。」といった具合です。
背景を変えたい場合は、左上の「背景設定」から変更できます。
自分のサイトのカテゴリを紹介してみる
ページのレイアウトをどうするかは自由です。ルールはありません。
ここでは、編集画面の下に移り、定年後リッチのカテゴリを3つ紹介して、そこから定年後リッチのそれぞれのカテゴリにリンクを貼ることにします。
カテゴリAの箇所は「ブログ」、カテゴリBの箇所は「アフィリエイト」、カテゴリCの箇所は「WordPress」の画像と説明を書き、そこからリンクを貼るといった具合です。
カテゴリをもう一つ二つ追加したいといった場合は、下の「+」マークをクリックすることで追加入力できるようになります。
自分のサイトにリンクを貼る
ペライチを作成するそもそもの目的は、自分のブログやアフィリエイトサイトにリンクを貼って、ドメインパワーのおすそ分けを貰うことにあります。
ペライチでホームページを作成したらリンクを貼ることを忘れないようにしましょう。
例えば、カテゴリを紹介する「ブログ」や「アフィリエイト」の文字から自分のサイトへリンクを貼る場合は、右上のリンクのマークをクリックし、該当のURLを貼り付けます。
下図は、使えるラボ(現在は定年後リッチに改名)という文字にリンクを貼る例です。
編集した内容は、随時、左上のメニューの「プレビュー」をクリックして確認できます。
正しくリンクが貼られているか確認しておきましょう。
編集画面の下に移ります。
不要なパーツは右上の「×」マークをクリックすると削除されます。
コピーライトの変更
最後に、コピーライトの変更を行います。
ページ情報を編集する
テンプレートの編集が終わったら、左メニューの「ページ情報編集」をクリックしてページの情報を設定します。
↓
ページ情報の編集では、
- ページURL
- ページ名(title)
- ページの説明文(description)
の3つを設定します。
例えば、①ページURLは、「tukamoto-syumi」、②ページ名は、「塚本の趣味」、③ページの説明文は、「趣味で作成している定年後リッチを紹介するページ」といった具合です。
ページを公開する
ページ情報の編集が終わったら、ページを公開します。
無事、公開されると下のメッセージが表示されます。
以上で、ペライチを申し込んでホームページを公開するまでの手順は終了です。
まとめ
以上、ペライチからの被リンクはSEO対策として有効か?また、実際にペライチのホームページを作成するにはどうすればいいかその手順を解説してきました。
ペライチからのリンクは、有効なSEO外部対策の一つです。
ペライチから自分のサイトにリンクを貼ることで、自分のサイトのドメインパワーを高める効果が期待できます。Googleのペナルティを受けるリスクも非常に低いと考えられます。
是非、試して頂ければと思います。