医療事務技能審査試験の概要と合格率や難易度

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ここでは、数十種類ある医療事務の資格のうち、医療事務技能審査試験(メディカルクラーク)の概要やその合格率・難易度などを解説しています。

医療事務技能審査試験とは

医療事務技能審査試験は、日本医療教育財団が主催する検定試験で、年間約18,000人が受験する医療事務の分野で国内最大規模の全国統一試験です。

合格者には、「メディカルクラーク」の称号が付与され、受付(窓口)業務、院内コミュニケーション、診療報酬請求事務に関する職業能力を備えていることを証明できます。

昭和49年度からの総受験者数は163万人、合格者数は92万人を超える試験で、医療事務に関係する資格の中で最も認知度が高く医療業界でも広く認知されている試験です。

公式URL:一般財団法人 日本医療教育財団

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医療事務技能審査試験 評価
受験資格 あり
就職・転職に役立つか
定年後の再就職に役立つか
独立に役立つか
難易度 易しい

医療事務技能審査試験の概要

受験資格

年齢・性別・学歴に関係なく誰でも受験できます。

試験日程

試験は、在宅試験(日本国内のみ)です。

医科の試験は年12回毎月日曜日に全国で実施されます。

歯科の試験は年6回(5月、7月、9月、11月、1月、3月)の日曜日に全国で実施されます。

試験日の2ヵ月前より3週間前までに申し込みます。

試験の内容と方法

試験は在宅受験です。

  1. 学科試験  筆記(択一式)25問:60分
  2. 実技試験I 筆記(記述式)2問:50分
  3. 実技試験II 診療報酬明細書点検 4問:70分

があり、「医科」と「歯科」からどちらか一つを選択して在宅受験します。

試験当日午前中の指定で試験問題・解答用紙が到着するので、試験日翌日までに解答し、試験問題・解答用紙を返送用封筒に入れ簡易書留などで返送します。

実技試験I以外は、診療報酬点数表、その他の参考書やノートなどの資料持ち込みが可能です。

問題 出題内容
学科試験 <医科・歯科共通>
①医療保険制度
②高齢者医療制度
③公費負担医療制度
④介護保険制度
⑤医事法規一般
⑥医事業務
<医科>
①診療報酬請求業務
②医学一般
③薬学一般
④診療録
<歯科>
①診療報酬請求業務
②医学一般
③薬学一般
④診療録
実技試験I
(患者接遇問題)
患者接遇:筆記(記述式)2問 試験時間:50分
コミュニケーション:医事課患者応対について(受験者が病院の受付担当者という設定で、患者様からの質問にどのように返答するかを記述する)
実技試験II
(レセプトの点検)
<医科>
診療報酬請求事務:医科診療報酬明細書(出来高請求)の点検
<歯科>
診療報酬請求事務:歯科診療報酬明細書(出来高請求)の点検

実技試験Ⅰは、病院などでの電話や窓口で、患者さんとのやり取りを想定して出題される問題を、文章で適切に回答する問題です。

実技試験Ⅱは、実際の診療報酬請求事務の業務で起こる診療報酬明細書の点検を、カルテとレセプトを確認しながら誤りを訂正する問題が出題されます。

受験料

7,700円(税込)

医療事務技能審査試験の難易度

合格基準

原則として、実技I・II試験と学科試験の各々の得点率が70%以上の者

学科試験および実技試験I・IIのうち、得点率が70%に達した科目は6ヶ月間に限り免除されます。

合格率

合格率は、例年70%~80%程度です。

2021年は、

  1. 医科は、17,162人が受験し、合格者は、13,386人。合格率は、78.0%
  2. 歯科は、1,303人が受験し、合格者は、902人。合格率は、69.2%

でした。

難易度

医療事務技能審査試験の難易度: 易しい

合格までの学習時間の目安:100時間

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参考:医療事務の資格を取るならケア資格ナビ!

まとめ

以上、医療事務技能審査試験の概要やその難易度などを解説してきました。

医療事務に関する資格には、いくつかの民間資格がありますが、その中でも国内最大規模の全国統一試験で認知度が高いのが医療事務技能審査試験(メディカルクラーク)です。

医療事務への就職や転職にあたっては、経験者のほうが優遇されますが、未経験者が医療事務の仕事に就くためには、医療事務に関する資格を取得したり、知識を習得しておけば有利になる場合があります。