趣味:サイクリング

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サイクリングとは、自転車に乗って走るのを楽しむことです。

スポーツ(有酸素運動)の一つとして健康のために始める人が増えています。

ここでは、趣味のサイクリングについて、その魅力や効果、始め方を解説しています。

サイクリングの魅力と効果

サイクリングは、自転車に乗って景色を楽しんだり風を感じたりして楽しめるスポーツです。

  1. 初心者でも始めやすい
  2. 一人でできる
  3. 自分の体ひとつで遠くまでいける
  4. 運動になり心身ともに健康になれる

ことから趣味として始める人も増えています。

男女を問わず初心者でも一人でも始めやすく、ウォーキングやジョギングと違い、自分の体ひとつで遠くまでいける開放感が魅力です。

目的地に到着したときの達成感もそうですが、目的地を決めず、ゆっくり自分のペースで景色を眺めながら気の向くままに走るのもサイクリングならではの醍醐味です。

そして何といっても心身ともに健康になれる運動になる点も魅力です。

特に足腰が鍛えられ、体力がつくので運動不足の人やシニアの方にもおすすめです。

運動には有酸素運動と無酸素運動の二種類がありますが、サイクリングは有酸素運動です。

有酸素運動は、継続することであらゆる病気のリスクを下げ、身体だけでなく心の健康にも良い影響を与えるとされているのは、趣味のウォーキングの記事でも書いた通りです。

有酸素運動は継続して行うことで、

  1. 糖質や脂肪の燃焼によるダイエット効果
  2. 心肺機能の強化
  3. 高血圧・糖尿病など生活習慣病の予防・改善
  4. 脳(セロトニンなどの)の活性化
  5. 骨粗しょう症の予防
  6. リラックス効果・ストレス発散
  7. 眼精疲労や肩こりの緩和
  8. 自律神経のバランス化
  9. ストレスに敏感になりにくくなる
  10. やる気や集中力が高まる
  11. ポジティブ思考になる

といった効果が期待できると考えられています。

下半身も強化されますが、精神的なストレスを抱えている人にもサイクリングはおすすめです。

ウォーキングやジョギングでは何だか物足りない、楽しくないという人はサイクリングを検討してみては如何でしょうか。

サイクリングの始め方

サイクリングを始めるために必要な自転車にはいくつかの種類があります。

まずは、自転車の種類とそれぞれの特徴について解説します。

自転車の種類とそれぞれの特徴

ロードバイク

ロードバイク

ロードバイクは、もともとレース用に作られたもので、スピードを重視した自転車です。

車体は軽く、地面との摩擦を軽減する目的からタイヤが細いのが特徴です。

舗装された道路を効率よく速く長時間走るのに適しているので、本格的なサイクリングを楽しみたい人におすすめです。

最近は、未舗装路も走れるようなブロックタイヤの付いたグラベルロードバイクも出てきており、ロードバイクの楽しみ方も多様化しています。

ロードバイクは、自分の体形に合ったものを選ぶ必要があるため、専門店でアドバイスをもらいながら選ぶのがおすすめです。

クロスバイク

クロスバイク

クロスバイクは、ロードバイクとマウンテンバイクのいいところを取り入れたような自転車で、街乗りや通勤通学など日常のちょっとした足としても、また、スポーツバイクなので長距離を走るツーリングとしても使えるのが特徴です。

ギアの幅が大きいので、調整すれば山道も走れますし、比較的速くも走れます。

一直線になったストレートハンドルが特徴的で、よくテレビのドラマなどで通勤・通学用の自転車として使われているのがクロスバイクです。

ロードバイクのように速いスピードは出せませんが、タイヤが太く、安定性とクッション性が高いのでサイクリングのエントリーモデルとしても高い人気があります。

マウンテンバイク

マウンテンバイク

マウンテンバイクは、未舗装の道路でも快適に走行ができるように作られた自転車です。

山道や林道、砂利道など、凹凸のある路面の走行を目的として作られているため、タイヤの表面がゴツゴツしていて太いのが特徴です。

タイヤが太い分、地面との摩擦が強くなるため、舗装されている道路ではスピードが出しにくくなり非効率ですが、ロードバイクやクロスバイクでは味わえない刺激的なライドが楽しめます。

ミニベロ

ミニベロ

ミニベロは別名小径車と呼ばれ、タイヤ口径が20インチ以下の小さい自転車です。

持ち運びに特化しているので、車や電車に乗せて遠くへ運び、現地で楽しむこともできますし、特に折りたたみタイプは、駐輪場が確保できないマンションでも室内で保管できます。

ロードバイクと比較すると長距離には不向きですが、最近ではサイクリング向きのミニベロも販売されているため、普段使いのポタリング(街乗り)自転車としてだけではなくサイクリング用としても使えます。

タイヤが小さいので小回りが利き、坂道などでは疲れにくいのが特徴です。

近所は坂道ばかりの地域だったり、車の往来が多かったりでサイクリングができない人は、ミニベロを車のトランクに乗せて移動し、現地のサイクリングコースを楽しむことができます。

趣味でサイクリングを始める時の注意点

サイクリングに目的を持たせる

近年は、クロスバイクでただ川沿いを走ったり、ミニベロで近所を走ったりと、時間や目的にとらわれず楽しめるポタリングも流行っています。

ただ漠然と走るのも風や空気、景色を感じて楽しく感じるものですが、例えば、観光地巡りや食べたい物を食べに行く、買いたいものを買いに行く、今日は50km走るといった目的を持ってサイクリングをするのもモチベーションが上がるものです。

例えば、食べたい物を食べに行くというのは、次はあのラーメン屋さんまで行ってみよう、次はあの有名なハンバーガー屋さんに行ってみようといった具合です。

また、メーターで走行距離を確認し、1年以内に何キロ走破するといった目標を持つのもモチベーションが上がります。

例えば、食べ歩きが趣味の人は自転車で現地まで行って食べる、写真が趣味の人は景色のいい場所まで自転車で行って写真を撮る、というのもおすすめですね。

適度に休憩を取る

長距離サイクリング(ツーリング)をするなら、適度に休憩を取ることが大切です。

想像以上にカロリーを消費するサイクリングはハンガーノックになりやすいと言われています。

糖質不足で血糖値が極端に低下するハンガーノックになると、手足のしびれや頭がボーっとしたり、身体がうまく動かせなかったりする症状が現れます。

ひどい時は重症化して意識を失ってしまう事もありますので、適度に休憩を取り、カロリーを摂取し、水分補給をする事が大切です。

また、特に夏場は熱中症や脱水症、紫外線対策も忘れないようにしましょう。

交通ルールを守る

自転車は車両です。走行する際は、必ず車道の左端を1列になって走行しましょう。

車同様、一時停止等の交通規則も守らなければなりません。

服装

サイクリングを始めるときは、専用のウエアでなくても問題ありませんが、なるべく風の抵抗の少ない服装を心がけたほうが疲れにくく、快適な走行ができます。

また足の動きがスムーズにいかないきつめのパンツや、ダボっとしたパンツ、スカートなどはチェーンに巻き込まれてしまう可能性があるため避けた方が良いでしょう。

持ち朗、サイクリング用のウェアやパンツを揃えればより快適な走行ができます。

サイクリングにかかる費用

サイクリングにかかる初期費用としては、

  1. 自転車
  2. ヘルメット(必須ではない)
  3. 手袋(必須ではない)
  4. シャツやパンツ(専用のウェアやパンツは必須ではない)

などがあります。

また、自転車も車と同じでパンクや故障をすれば修理しなければなりませんし、タイヤなども消耗品ですのでしばらく乗ったら交換する必要も出てきます。

素材や品質などで自転車の値段は大きく変わりますが、5万円くらいの自転車を買えば、酷使しない限り、3年間でトータル10万円もかからないのが一般的でしょう。

まとめ

サイクリングは、自転車に乗って景色を楽しんだり風を感じたりして楽しめるアウトドアのスポーツです。健康のために始める人が増えています。

男女を問わず初心者でも一人でも始めやすく、ウォーキングやジョギングと違い、自分の体ひとつで遠くまでいける開放感が魅力です。

特に足腰が鍛えられ、体力がつくので運動不足の人やシニアの方にもおすすめです。

これからは始める人は、自転車はクロスバイクがおすすめです。街乗りなどちょっとした足としても、また、長距離を走るツーリングとしても使えます。

但し、自転車も車両であるため、交通ルールを守る必要があります。事故などに注意してあまり無理をしないよう楽しみましょう。

その他の趣味については下の記事にまとめています。