副業としての動画編集の始め方

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動画編集とは動画を編集することです。具体的には、動画を切り貼りしてうまく繋げたり、効果音や字幕・テロップ、絵や図などの装飾を行ったりします。

ここでは、動画編集が副業としておすすめな理由と動画編集の始め方を解説します。

動画編集は副業としておすすめ

動画編集は副業にできる

近年は、幅広い世代で動画コンテンツの視聴時間が大きく増加しており、これに伴い、動画編集への需要も年々伸びてきています。

また、これに伴い、動画での広告も増えています。

株式会社サイバーエージェントの調査では、2021年の動画広告市場は3,889億円、2024年には6,856億円に達する見込みとなっています。

サイバーエージェント、2020年国内動画広告の市場調査を発表

従って、今後もYouTubeなどの動画が集客ツールとして伸びていく可能性があり、それに伴い、動画の編集スキルを持った人への需要も増々伸びていくことが予想されます。

動画編集のスキルがあれば、自分がYouTuberを目指す時も役に立ちますし、人気YouTuberの動画編集を請け負うことができるようになると安定した収入が見込めるようになります。

実際、動画編集を副業にしている人は少なくありません。

現在、YouTubeでは、切り抜き動画(公開されているYouTube動画のワンシーンを切り抜き、再編集してYouTubeに投稿された動画:本人の同意は必要)が流行ってます。

切り抜き動画は、顔出しする必要もありませんし、編集が上手ければ本人がアップした動画よりも再生回数を伸ばすことができます。

そして、動画編集のスキルがアップすると、結婚式のムービー作成を請け負ったり、商品やサービスのPR動画の制作も請け負うこともできるようになり、安定した収入になると副業から本業へとシフトすることもできます。

<動画編集の主な需要>

  1. YouTube動画の編集
  2. 広告動画の編集
  3. 自営業者や企業のPR動画の編集
  4. 結婚式やイベントの動画編集
  5. 商品やサービスのPR動画編集

例えば、10分の動画をブログやサイトで文章や挿絵で表現しようとすれば、何十ページ、何百ページ、文字数にすると何万文字も必要となると言われています。

今後は、マーケティング活動の一環であるPRの方法として、ブログなどの文章より伝えられる情報が圧倒的に多く想いが伝わりやす動画が主流になってくると思われます。

実際、Googleの検索結果でもユーザーファーストの観点から、記事の内容によっては、ブログでも質の良い動画を組み込んでいるものを上位表示するようになってきています。

動画編集は趣味として楽しめる

動画編集は趣味としても楽しめます。

例えば、家族や友人と一緒に旅行やキャンプへ行ったときに撮影した映像や写真を編集して思い出の動画として残したり、家族や友人にプレゼントしたりできます。

また、家族や友人の結婚式で上映するプロフィールムービーを作ったり、ウェディングムービーなどを作ったりすることで、お祝いとしてプレゼントすることもできます。

プロの制作会社に頼むと何万円もする費用の節約にもなるので喜ばれること間違いなしです。

動画は、思い出として半永久的に残ります。

また、一人キャンプや料理、ヨガやストレッチ、車の試乗やその他の趣味などを撮影し、編集してYouTubeにアップしている人も多いです。

再生回数が増えれば実益を兼ねた趣味としても楽しめます。

特別な技術がなくてもできる

動画編集は、動画編集ソフトの使い方をマスターすれば、プログラミングのような特別な技術がなくてもできます。

ゲームソフトやスマホだって最初はみんな扱い方を覚える時にほんの少し努力が必要ですが、動画編集ソフトも同じようなものです。

初心者でもソフトの扱い方をマスターすれば、自在に動画編集ができるようになりますし、編集作業のプロセスを理解することであらゆる動画編集ソフトを使いこなせるようになります。

パソコン1台でできる

動画の編集は、「パソコン」と「動画を編集するソフト」があればできます。

そのため、在宅ワークやインターネットビジネスで生計を立てたり、副業として取り組もうとしている人に人気があります。

在宅でマイペースでできますし、ある程度のスペックがあるノートパソコンなら好きな場所に移動して動画の編集をすることができます。

動画編集の始め方

動画編集というと特別な技術が必要だと考えがちですが、実はそれほど特別な技術は必要なく、基本的なものであれば初心者でも割と早く技術を習得できることは上にも書いた通りです。

例えば、動画編集の基本である「カット作業」や「テロップの挿入」などは、初心者の方でも1日もあれば習得できます。

クリエイティブな作業なのでセンスも問われますが、これも数をこなしていくことで、段々と磨かれていきます。

と、いう訳で、動画編集に必要なものと、動画編集の流れを解説します。

動画編集に必要なもの

動画編集には、

  1. 編集する動画
  2. パソコン
  3. 動画編集ソフト

が必要になります。

編集する動画

まず、編集する動画が必要になります。

最初はスマホで撮った動画を題材にする人が多いです。

パソコン

動画の編集はスマホでもできないことはありませんが、機能が制限されたりしますし、動画のサイズが小さかったりで長時間の作業には向きません。

そういう意味では、パソコン、特にノートパソコンより高スペックで長時間の作業に向いているデスクトップパソコンがおすすめです。

動画編集ソフト

動画編集ソフトは有料のものだけではなく、無料のものもあります。無料のものでも優れたものはありますが、やはり有料ソフトが多機能で細かい編集まで行えます。

いずれにしても動画編集ソフトを選ぶ際は、

  • 自分が使おうとしている動画編集ソフトが現在のパソコンのOS(WindowsやMac)に対応しているか
  • 動画編集できるデータの種類やデータを書き出せるファイル形式

をチェックしてソフトを選ぶことが大事です。

例えば、編集した動画をYoutubeにアップする場合は、MOVやMP4、MPEG4、AVIなどのフォーマットに対応しているソフトを選ぶ必要があります。

参考:YouTube でサポートされているファイル形式

お勧めの動画編集ソフトを紹介します。

お勧めのソフト 価格 Windows Mac 特徴
Final Cut Pro 有料 × 有名Youtuberが最も使っていると言われている動画編集ソフト。使えるOSはMacOSのパソコンのみというのが難点です。
Adobe
Premiere Pro
有料 多くの有名YouTubeが使っている動画編集ソフトです。Windows、Macで使えるので多くの動画編集講座がこのソフトを使用しています。費用が月額性で高いのが難点です。
PowerDirector 19
Ultra
(amazon)
有料 国内で最も使われている動画編集ソフトです。高機能なのに初心者でも扱いやすいのが特徴です。Youtube、ニコニコ動画への出力機能もあります。
VideoStudio
Pro 2023
(amazon)
有料 × 必要な機能はほぼ揃っており、初心者にもやさしい動画編集ソフトです。
LightworksFree 無料 会員登録すれば無料で使えます。もともとプロ向けの有料ソフトなので高機能です。
VideoPad
トライアル版
無料 非営利目的の動画作成に限り、トライアル版を無料ダウンロードして使えます。無料ですが、質の高い動画を作成できます。YouTubeへへのエクスポートも可能です。

無料版はまだまだありますが、ウィルスの感染などセキュリティ対策の観点からも有名なメーカーが出しているソフトや、導入実績の多いソフトを選ぶと安心です。

動画編集の流れ

動画編集の流れは、

  1. パソコンに動画編集ソフトをインストールする
  2. 編集の対象となる動画をパソコンにアップロードする
  3. 編集の対象となる動画を動画編集ソフトに読み込ませる
  4. 編集に際して使いたい音楽や画像などの素材を動画ソフトに読み込ませる
  5. 動画編集ソフトを使って動画を編集する
  6. 編集した動画を保存する

という手順になります。

②は、例えばスマートフォンで撮った動画をパソコンにアップロードする場合は、スマホとパソコンをUSBで繋いで転送します。

⑤の動画を編集するというのは、

  • 動画の不要な部分を切り取って繋げたり
  • 素材をうまく繋げたり
  • 動画にコメント(字幕:テロップ)を入れたり
  • 早送りしたりスローモーションにしたり
  • 対象物にモザイクを入れたり
  • 装飾をしたり、BGMや効果音をつけたり

することです。

作業は中断して後から再開することができますが、出力した動画を再度編集し直すことができないソフトもありますので気をつけましょう。

慣れてくるとフェードアウトしたり、テロップやBGM、速度変更などのエフェクト(特殊効果)を入れて、より魅力的でクオリティの高い動画に仕上げることができるようになります。

よく使われている動画ソフトであれば、具体的な使い方もネットやYouTubeで丁寧に紹介していますので、参考にしながら独学で扱えるようになります。

このような流れで、YouTube動画や結婚式やイベントのムービー、広告動画や自営業者や企業のPR動画が作成できます。

自信がない方は動画編集を学べるオンラインスクールを活用する手もある

自分で動画編集の技術を習得できる自信のない人や体系的に学びたい場合は、費用がかかりますが、動画編集を学べるオンラインスクールもあります。

下に紹介するクリエイターズジャパンは、豊富なコンテンツ量で案内獲得までフォローしてくれる講座です。

1日1時間、レッスンを視聴すれば、1ヶ月で一通りのカリキュラムを受講できます。

動画の作り方だけではなく、仕事の取り方、YouTubeの始め方などのカリキュラムも組まれているので全くの初心者でも取り組むことができます。

また、オンラインサロンで、他の受講生と交流できたり相談することもできますし、動画編集案件を紹介してもらったりできます。

動画編集スクール【クリエイターズジャパン】

ヒューマンアカデミーでは、在宅ワーク通信講座に動画クリエイターの講座もあり、無料で資料請求することができます。

ヒューマンアカデミーの通信講座たのまな『在宅WORK』

動画編集を副業とする場合の仕事の取り方

動画編集で仕事を獲得するには、

  1. クラウドソーシングで仕事を探して受注する
  2. ココナラで技術をアピールして仕事を受注する
  3. SNSなどで宣伝して仕事を受注する
  4. ホームページを開設して仕事を受注する

①のクラウドソーシングと②のココナラは、仕事を依頼したい人と仕事を受けたい人がインターネット上で直接繋がり、両者の希望条件がマッチングすると発注・受注が成立する仕事スタイルです。動画編集の依頼の案件も多数あります。

③は、YouTubeやInstagram、TwitterなどのSNSで、自己アピールしたり、直接、相手に営業活動することです。

全てにおいて文章や言葉で説明するより、自分で編集した作品をいくつか用意しておき、スキルをアピールすることが重要です。

まとめ

以上、副業として取り組める動画編集について、副業としておすすめな理由と動画編集の始め方を紹介してきました。

動画編集は、プログラミングなどのような高度な専門技術は必要なく、かといってやる気のないものが簡単に習得できる技術でもありません。

パソコンとインターネット環境(動画をネットでやり取りする場合)、動画編集ソフトが必要なのでいくらかの初期投資は必要ですが、身に付けた技術は一生ものです。

これから先、動画編集の需要も伸びていきますし、例えば、ブログやサイトを運営している人でも動画を記事に盛り込むことでSEO対策になりますので、習得して損はない技術です。

副業としてやってみたいと思う方にはおすすめの副業です。