趣味:楽器演奏

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趣味としておすすめの楽器演奏ですが、楽器演奏は特に定年後の趣味としておすすめです。

定年後の長い時間を有意義なものにするために趣味を持つことはとても重要なことです。

定年後の生活の中に趣味がなければ毎日がつまらなくなります。

現役の時に無趣味だった多くの人は、定年後のありあまる時間を目の当たりにし、慌てて趣味探しを始めますが、なかなかこれといった趣味に出会えません。

あなたもその一人ではないでしょうか。

そんな、定年後の人におすすめしたい趣味が楽器演奏です。

楽器といっても色々なものがあります。これまでの人生で楽器とは無縁だった人も一度真剣に楽器演奏を検討してみてはどうでしょうか。

きっと定年後・老後の生活に潤いと刺激を与えてくれると思います。

楽器演奏は定年後の趣味としてもおすすめ

楽器演奏は、それ自体が楽しい趣味ですが、特に老後の趣味として続けていくと健康面でもよい影響を及ぼすと考えられています。

脳の健康対策

その一つが認知症予防です。

定年を迎えると、社会の第一線で活躍してきた頃と違って急に時間を持て余すようになります。

老後は何もせずのんびり過ごしたいと、本当にのんびりした生活を送っていると、脳への刺激が鈍くなり、認知症を発症するリスクも高くなります。

その点、楽器演奏(特に両手や指先を使うもの)は、脳の広い領域に刺激を与えて認知症の予防につながると考えられていますし、リズムをとったり音色を聴いたりする機会が増えることも脳にいい影響を与えることがいくつかの研究で明らかになっています。

奥さんや子供たちがいれば一緒に楽しむことで家族とのコミュニケーションも増えます。

新しいコミュニティへの参加

楽器の演奏を効率よく学習したい人や、人とのコミュニケーションを図りたい人であれば、音楽教室に通うのがおすすめです。

先生に正しく指導してもらえるだけでなく、防音対策を施した部屋も用意されていますので気兼ねなく演奏することも可能ですし、こういった場所にはコミュニティも用意されているため、先生や生徒との交流も広がります。

発表会などが苦痛でなければいい刺激にもなります。

定年後、独りで暮らしている人には健康面とあわせて一石二鳥です。

定年後の趣味としておすすめの楽器演奏

楽器は、両手や指先を使うもの、というのにはそんなに拘らなくてもいいと思います。

自分の直感で好きなものを選ぶのが何よりです。

昔、少しかじったことのある楽器があるのであれば、またそれを始めてもいいし、興味があるものがあれば全く新しい楽器にチャレンジするのもいいと思います。

あと、テレビや映画を観たり音楽を聴いたりしている時に、この曲を弾けるようになりたいと思えばそこから楽器の選択に入ってもいいと思います。

私の友人はリチャードクレーダーマンの星のセレナーデが弾けるようになりたい、という動機からピアノを始めて今では同氏の曲3曲ほどを完璧に弾けるようになっています。

人気の楽器は年代や性別で異なりますが、

  • 男性に人気なのがギターやビアノ、サックス
  • 女性に人気なのがピアノやフルート、バイオリン

といったものです。

シニアの世代では、フルート、ハーモニカ、オカリナにも人気があります。

ここではおすすめの楽器をいくつか紹介します。

ギター

ギター

ギターは、昭和の時代にフォークソングが流行ったこともあり、シニア世代では若い頃に一度かじったことがある人も多いと思います。

どんな音楽ジャンルにも対応できる楽器なので始めやすく続けやすいという点もおすすめです。教材も多く、Youtubeなどでも動画が溢れているので独学しやすい楽器でもあります。

フォーク世代であればアコースティックギターやクラシックギター、グループサウンズ世代ならエレキギターがおすすめです。

音量も小さいため、騒音問題も特に気にすることなく練習できます。それでも気になる場合はアコースティックギターであればサイレントギターという音量を抑えたギターもありますし、エレキギターであればヘッドホンをアンプに繋げば音を抑えることができます。

ちょっとした機会に弾き語りなど披露できれば、また違った自分を見せることもできます。

楽器代も拘らなければ数千円程度からとリーズナブルですし、ランニングコストもギター弦(ゲン)くらいなもので殆どかかりません。

ピアノ(電子キーボード)

ピアノ(電子キーボード)

ピアノは、老若男女問わず人気のある楽器です。

しかも両手の指先を使うとあって脳にも大変良いとされています。

そういう意味では電子キボードやエレクトーンも同じくおすすめです。

これらは、ギターと同じくリズム、ハーモニー、メロディーの音楽三要素が演奏できます。

特にピアノや電子キボード、エレクトーンなどは鍵盤を叩けば誰でも音が出せます。

トランペットのように音が出せない、ギターのように弦の押さえ方でイマイチちゃんとした音がでないといったこともありません。

難しい曲を弾けるようにならなくても、まずは簡単な曲を1曲マスターして家族や友達に披露できるようになることを目指します。

ギターもそうですが最初は無理だと思っていても練習するうちに自然と体が覚えていきます。

電子ピアノでしたら数万円からあります。タッチした感じもピアノと変わらないように作られていますし、音が気になる場合はヘッドフォンをして演奏することもできます。

サックス

サックス

シニア世代に意外と人気がある楽器がサックスです。

トランペットと比べて音の出し方が簡単ですし、何と言っても音色が渋くてカッコよく、楽器を持つ姿もさまになります。

シニアの方に似合う楽器のようで、実際にシニアの男性に人気があります。

また、腹式呼吸を必要とするため肺活量も鍛えられ声にもハリが出てきますし、自律神経の調整にいい影響を与えますので健康面でもおすすめです。

この手の楽器は音が気になりますが、身近な練習場所としておすすめなのがカラオケ店です。

また、商品によっては通常の会話の音量程度に抑えるミュートがついているものもあります。

趣味:楽器演奏の始め方

楽器の演奏を効率よく学習・練習したいのであれば、音楽教室に通うのがおすすめですが、独学でも演奏はできるようになります。現在は本屋だけでなくネット上にも教材が溢れています。

モチベーションを保つためには、やはり目標を持つことが大事です。

例えばギターやピアノであれば、お気に入りの曲を1曲を弾けるようになるという目標はモチベーションを高めてくれます。

ちょっとした余興で素敵な曲をみんなの前で披露できるようになれば素敵ですね。

楽器演奏は、どの楽器でも生活に潤いとハリを与えると同時に脳にもいい影響を与えますので、定年後の趣味としておすすめです。