THE THORでカスタマイズ画面が表示されない不具合の対処方法

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WordPressをサーバーにダウンロードして、早速購入したTHE THORをインストール。

カスタマイズをしようとしたら、カスタマイズ画面に、「読み込み中」と表示されたっきり、遷移できなくなった。

また、これまでTHE THORを使っていて、WordPressのバージョンを5.3にしたとたん、同じように読み込み中と表示されたっきりカスタマイズ画面が表示されなくなった。

WordPressのバージョンが、5.3になって、こういう不具合が発生しています。

THE THORからのお知らせで、テーマのバージョンを最新にすればこの事象はなくなるとのことですが、最新にするためには、カスタマイズ画面に遷移して「基本設定」-「ユーザーID設定」にテーマ購入時に発行された「ユーザーID」を設定する必要があります。

しかし、購入したばかりの人はカスタマイズ画面に遷移できない。

ここでは、THE THORでカスタマイズ画面が表示されない不具合の対処方法を解説しています。

THE THORでカスタマイズ画面が表示されない不具合の対処方法

THE THORでカスタマイズ画面が表示されなくなった原因は、WordPressのバージョンが5.3以降になり、THE THORとの相性が悪くなったためです。

そのため、THE THORでカスタマイズ画面が表示されずに遷移できない人には、

  • これまでTHE THORを使っていた人がWordPressのバージョンを5.3以降にした場合と
  • 5.3以降のバージョンのWordPressを使っている人で新しくTHE THORを購入した人

の二通りの人がいると思います。

これまでTHE THORを使っていた人

テーマ(THE THOR)のアップデートで解決

これまでTHE THORを使っていた人は、THE THORで対策を施したバージョン(1.6.1)以降のテーマを配布していますので、テーマを最新のものにアップデートを実施すれば解決します。

それでも同じ事象が続けば全てのプラグインを停止してブラウザキャッシュをクリアして下さい。ブラウザキャッシュのクリア方法は、一番下で解説しています。

新しくTHE THORを購入した人

新しくTHE THORを購入した人は、少し手間ですが、

  1. WordPressのバージョンをダウングレードする
  2. THE THORのカスタマイズ画面でユーザーIDをセットする
  3. THE THORを最新版にアップデートする
  4. WordPressのバージョンを最新バージョンに戻す

といった手続きが必要になります。

5.3以降のバージョンのWordPressを使っている人で新しくTHE THORを購入してインストールした人は、THE THORのカスタマイズ画面が表示されるようにするために、まずは、WordPressのバージョンを5.3未満にダウングレードする必要があります。

WordPressのバージョンをダウングレードにすると、THE THORのカスタマイズ画面に遷移することができるようになりますので、カスタマイズ画面に遷移して「基本設定」の「ユーザーID設定」で購入時に配布された「ユーザーID」をセットします。

ユーザーIDとは、THE THORをバージョンアップする際に必要となるIDで、THE THORを購入した時に送られてくるメールに記載されている更新用IDのことです。
しばらくすると、5.3以降のWordPressでも動作する対策を施したTHE THORのバージョン(1.6.1以降)が配布されてきますので、THE THORのアップデートを実施します。
THE THORを最新バージョンにアップデートしたら、WordPressのバージョンを最新バージョンに戻し、最後にキャッシュを削除します。

以上で、5.3以降のWordPressでもTHE THORが使えるようになります。

以下にそれぞれの手続きを詳しく解説します。

※尚、この記事は、2019年11月記載のものです。現在、対応策が施されているのであればこの対応を取る必要はありません。必ず、FITからの情報を確認して下さい。

WordPressのバージョンをダウングレードする

THE THORのカスタマイズ画面に遷移できなかった原因は、WordPressのバージョンが5.3以降になり、THE THORとの相性が悪くなったことにあります。

なので、まずはWordPressのバージョンを以前のバージョンにダウングレードします。

WordPressのバージョンを以前のものにダウングレードするには、WP Downgradeというプラグインを使います。

WP Downgradeというプラグイン

WordPress管理画面のプラグインから「WP Downgrade」を検索し、表示されたら「今すぐインストール」をクリックして「プラグインを有効化」します。

プラグインの画面で「Settings」をクリックし、表示された画面で、WordPress Target Versionを例えば「5.2や5.2.4」と以前のバージョンに書き換え「変更を保存」をクリックします。

ワードプレスバージョンの書き換え

すると、「edit download URL」という項目とともに「Up-/downgrade Core」というボタンが表示されますので、そのまま、「Up-/downgrade Core」をクリックします。

通常は「edit download URL」の欄にチェックを入れる必要はありません。

Up-/downgrade Coreをクリック

以下の画面が表示されたら、「再インストール」をクリックします。

WordPress旧バージョンの再インストール画面

以下の画面が表示されたら、WordPressバージョンのダウングレードが完了です。

WordPressバージョンのダウングレード完了

THE THORのカスタマイズ画面でユーザーIDをセットする

以上で、THE THORのカスタマイズ画面へ遷移できるようになっていると思います。

次に、THE THORのテーマのバージョンを最新にすべく、カスタマイズ画面の「基本設定」-「ユーザーID設定」に遷移し、テーマ購入時に発行された「ユーザーID」を設定します。

「公開」をクリックして有効化します。

THE THORのカスタマイズ画面でユーザーIDを設定

THE THORを最新版にアップデートする

しばらくすると、WordPress管理画面の「ダッシュボード」-「更新」を確認するとテーマTHE THORの更新案内が届きますので、チェックを入れて、「テーマを更新」をクリックします。

THE THORのアップデート

「THE THOR の更新に成功しました」と表示されたらテーマのバージョンアップは完了です。

WordPressのバージョンを最新バージョンに戻す

WordPressのバージョンを最新バージョンに戻したい場合(戻した方がいいです)は、「WP Downgrade」プラグインから「Settings」を選択し、WP Downgrade Optionsの画面で「WordPress Target Version」欄を空白にし、「変更を保存」をクリックします。

※下の例で言うと5.2の箇所を空白にします。

ワードプレスバージョンを最新版に戻す

すると、WordPressの最新バージョンの更新通知が表示されるようになりますので、アップグレードします。

キャッシュを削除する

この状態でもカスタイズ画面が表示されず遷移できなかったり、その他の不具合がある場合は、プラグインを全て停止してキャッシュを削除してみます。

キャッシュの削除の仕方は以下の通りです。

Google Chromeの場合

Google Chromeの場合、キャッシュを削除するには、画面右上の設定から、「設定」の「詳細設定」-「閲覧履歴データの削除」へ遷移します。

Google Chromeの設定画面

閲覧履歴データの削除の「キャッシュされた画像とファイル」にチェックを入れ「データを削除」をクリックします。

Google Chromeのキャッシュを削除する画面

Internet Explorerの場合

IEやWindowsのバージョンで多少異なりますが、「ツール」-「インターネット オプション」または「セーフティ」をクリックし、「閲覧の履歴」から「削除」ボタンをクリックします。

「インターネット一時ファイルおよびWebサイトのファイル」のみチェックをし「削除」ボタンをクリックします。

まとめ

以上で、WordPressのバージョンが5.3以降になったことにより、THE THORにおいて、「読み込み中」と表示されたっきり、カスタイズ画面に遷移できなかったり、その他の不具合がある場合は、それらが解消されると思います。

基本的には、

これまでTHE THORを使っていた人がWordPressのバージョンを5.3以降にした場合は、THE THORのアップデートで、

5.3以降のバージョンのWordPressを使っている人で新しくTHE THORを購入した人は、WordPressのダウングレードを実施し、THE THORのアップデートを行い、WordPressを最新のグレードに戻すことで解決します。

尚、この記事は、2019年11月記載のもので、読まれているタイミングによっては、解決済みになっている可能性があります。

ただ、WordPressバージョンのダウングレード、アップグレードの情報は使えますので必要な場合は、試してみて下さい。