Xperiaで非対応の手帳型スマホケースの開閉で画面のオン・オフを可能にする方法

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この度、夫婦揃って長年使ってきたiPhoneからAndroidスマホのXperia8に機種変更しました。

それに伴い、早速二人とも手帳型のスマホケース(カバー)を購入しました。

妻は、au Wowmaで、私は、amazonでの購入です。

送られてきた手帳型スマホケースにスマホをセットすると、何故か妻のものはスマホカバーを開閉するごとに画面がオン・オフ。

私のはというと、カバーを開閉しても画面は真っ黒いまま(スリープ状態のまま)です。

当然、カバーの開閉で自動的にオン・オフする方が、いちいち横のボタンを押す必要がなく、ひと手間省けて便利です。

ネットで調べてみると、開閉検知に対応した手帳型カバーとそうでないカバー(非対応の手帳型カバー)があるとか。そんなものがあるとは露知らず。

そこで、私もXperia(Android)の開閉検知非対応の手帳型カバーでありながら、手帳型カーバーの開閉で画面のオン・オフができるようにトライしてみました。

無事できるようになりましたのでその方法を紹介したいと思います。

尚、今回は、Xperia8(Android 10)で実施。磁石を使った我流の方法ですので参考にする場合は自己責任でお願いします(3年ほど使ってみた感想はGoodです)。

同じ手順でやれば他のXperiaでもおそらく大丈夫だと思います。

Xperiaで手帳型カバーの開閉で画面をオン/オフにする方法

カバーの選択という設定を確認

ネットで調べたところ、「設定」の「画面設定」で「カバーの選択」という箇所があり、そこで「フリップカバー」を選択すればカバーの開閉により画面がON/OFFするとのことでした。

カバーの選択という設定

早速、「カバーの選択」で「フリップカバー」を選択してみましたが何も変わらず。

やはり、開閉検知に対応したカバーであることが前提のようです。

さらに調べてみると、非対応の手帳型スマホカバーのためにアプリで開閉時の電源オン・オフを制御するものがありましたが、バッテリーの持ち時間に影響するかも、ということで断念。

そこで、画面のON/OFFはどういった仕組みで制御しているのか調べてみることにしました。

スリープ機能のセンサーを確認

センサーと言えば、光か磁力だと想像できますが、光ではないようなので、妻の手帳型スマホカバーの磁力をクリップでチェックしてみました。

すると、妻の手帳型スマホカバーに私の手帳型スマホカバーにはない強い磁力がある場所を見つけました。スマホ本体で言うと黄色の部分です。

スマホで強い磁力がある場所

この辺りにスリープ機能のセンサーがあるようです。

この部分に妻の手帳型スマホケースの磁力のある部分を置いたり離したりすると、画面がオン・オフされます。どうってことはなかったです。

仮に違う場所にセンサーがある場合でも磁石で探せばわかりそうです。

センサー部分に磁石をセット

という訳で、私のスマホカバーは、下のようなデザインなので、黄色で囲まれた部分に磁石をセットするといいのではないかと考えました。

たまたま磁石をセットできるような箇所があります。

手帳型スマホケースと磁石

そこで、早速、ディスカウントショップに行き、上図のような磁石を買いました(100均にも寄りましたがよさそうなものはありませんでした)。

Amazonなどではマグチップで検索すると出てきます。おそらく四角でなく丸形ものものでも大丈夫だと思います。

料金は200~300円ほど。私は購入する前に念のためにスマホに磁石を当てながら電源オン・オフするか確認しました。磁力が弱いと反応しなかったりしますので確認が必要です。

購入後、早速、磁石を一つ取り出し、スマホカバーの黄色の部分に入れ込んでみます。

カバーで磁石が隠れるので違和感も全くありません。

磁石を固定するために両面テープを貼って…と思っていましたが、丁度、スマホケースの一番上へのセットなので、カバーに挟まれて磁石もズレません。

いい感じで固定されています。

すると、全く問題なく手帳型カバーの開閉で画面のオン・オフができるようになりましたのでそのまま使うことにしました。

磁力によっては2つ必要になる場合もあるかと思ってましたが、1つで大丈夫でした。

磁石の厚さは4mmでしたが見た感じも思ったほど凸凹感もなく、また、スマホカバーも少し余裕がある設計なので開閉時に磁石が邪魔になることもありません。

言われなければ磁石がセットされていることに気づかないほどです。

かくして200円ほどの費用はかかりましたが、Xperia8で非対応の手帳型カバーの開閉で画面のオン・オフを可能にすることができました。

3年ほど使用してみての感想

手帳型スマホケースを開けると自動的に画面がオン。

時計が表示され指紋認証待ちの状態になり、そっと指をボタンの上に置くとログインされます。

そして手帳型スマホケースを閉めると自動的に画面が消え、スリープ状態になります。

磁石がズレる、落ちるといったこともありません。ずっと問題なく使えています。

ボタンを押す回数も激減するので、ボタンの劣化を防ぐ意味でもこの機能は使った方がいいと思います。ボタンが反応しなくなったら最悪です。

ちなみに、磁石によるスリープ状態の制御作用は、設定のカバーの選択で「フリップカバー」を選択しておく必要があると思いましたが、そうでもないようです。

ここの設定を何にしておいても手帳型カバーの開閉で画面のオン・オフが機能します。

磁石による制御なので、動作が変になったりしないかとも心配してましたが、3年ほど使用しても全く問題はありません。

磁石がセットしてある市販品がある訳ですから不具合になるはずはありませんね。

今は磁石をスマホケースに入れていることすら忘れています。

機種によっては、磁力のある場所が異なるかもしれませんが、これは使えますね。

まとめ

以上、開閉検知非対応の手帳型スマホケースの開閉でXperiaの画面のオン・オフを可能にする方法を解説してきました。

手帳型スマホケースの開閉で画面がオン・オフする機能は是非欲しいところですが、開閉検知に対応したスマホカバーを選ばなければならないとしたらデザインが限定されます。

スマホケース(カバー)のデザインもスマホケースの開閉で画面がオン・オフする機能同様、またはそれ以上に重要です。できればおしゃれで気に入ったものを使いたいものです。

デザインを優先してスマホカバーを選び、簡単に手を加えてスマホケースの開閉で画面がオン・オフできるようになればいいですね。

ちなみに今回、私が購入した手帳型のスマホカバーと色は以下のものです。

参考:手帳型のスマホカバー Xperia(Amazon)

革の素材もなかなかのものです。

そもそもがマグネット式ですし、今回もそれに加えてマグネットを入れ込みますのでクレジットカードや磁気に反応するカードなどを保管する方にはおすすめしません。

勿論、他のスマホカバーでも内側にポケットがあるものであれば、同様の対応が可能だと思いますし、ポケットがないものでもうまく処理すれば目立たなくなると思います。

ただ、サイズがあまりにもピッタシでカバーとスマホ本体の隙間が少ないのであればカバーの閉まり具合に悪影響が出ることが予想されます。この点は注意が必要ですね。