趣味:書道

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シニアの方であれば、子供の頃、書道教室に通っていた人も多いのではないでしょうか?

パソコンやスマホが普及してから文字を書く機会が大幅に減りましたが、それでも、か、だからか、書道を趣味とする人は400万人以上いると言われており、大人の趣味ランキングでも書道はいつも上位にランクインしています。

そんな書道ですが、実は書道には様々なメリットがあります。ここでは、特にインドアの趣味としておすすめの書道のメリットとその始め方を解説しています。

趣味として書道がおすすめな理由

字が上手くなる

書道を趣味にすることのメリットの一つは、言うまでもなく字が上手くなることです。

字を書く機会は大幅に少なくなったとはいえ、実は筆を使って字を書く機会はそんなに少なくなっている訳ではありません。

祝儀袋や香典袋などを準備するとき、結婚式や葬式の受付で記帳するとき、年賀状や挨拶状に一筆添えるときなど、筆を使って字を書く機会はまだまだ多いものです。

そういう時に字が下手だと、例え紳士的な男性や美しい女性がであっても内心ガッカリするものですが、逆に字が綺麗だと、知性を感じたり、品も良く見えたりと好感度が上がります。

手紙やメモにちょっと書かれた文字でもキレイだと相手に良い印象を与えられるものです。

字の美しさで人の印象が変わる訳ですから字は上手な方が得です。

集中力が増す

書道には字を上手く書こうと精神を集中させることで、瞑想のような状態になり、リラックスする効果とセラピー効果があるとされています。

特に日本語は漢字もひらがなもハネやトメ、ハライなど、非常に細かい技を必要としますし、さらに書道は鉛筆のように消しゴムで消すことができませんので、より集中力が求められます。

つまり、失敗しないように書道に集中することで、集中力が増し、日常で蓄積されたストレスが緩和され、心身を健康な状態に保つ効果があると考えられているのです。

右脳を活性化できる

また、書道には右脳を活性化する働きがあるとされています。

右脳は、ひらめきやイメージを司る部位だと言われています。また、イメージ情報として記憶する場合もこの右脳が使われています。

書道によって、自分で美しさを表現したり、アレンジしたりしようとする時は右脳が働いて活性化していると言われていますので、書道を趣味とすることで、右脳を活性化させ、ひらめき力や記憶力の維持・強化も期待できます。

定年後・老後の高齢化による物忘れ防止としても筋トレと同じくおすすめの趣味です。

姿勢がよくなる

書道の上達には、正しい姿勢で書くことが求められます。

筆を正しく持ち、背筋をピンと伸ばした状態で書くことを繰り返すことでスマホなどで猫背となりがちな姿勢も少しづつ良くなっていくことが期待できます。

書道の始め方

書道を始めるには、まずは道具を揃える必要があります。

道具は、筆、墨、半紙、硯、文鎮、下敷き、筆置きなどです。セットで購入しても数千円からと比較的安く揃えることができるのは書道を趣味とすることのメリットです。

市販の本を購入して独学でもできますが、筆使いや姿勢といった基本をきちんと学ぶには、書道教室や通信教育を利用するのがおすすめです。

特に書道教室では、書いた作品をその場で先生に添削してもらえますし、段級取得もできますのでモチベーションも保つことができます。

同じ趣味仲間とも出会えますし、先生や人が書いた作品を観察することでも視野や想像力が増して字の上達に繋がります。

近くに書道教室があれば、是非、教室に通ってみましょう。

まとめ

書道は、文字を習う習字と異なり、美しく文字を書くことに加え、個性を出しながら自分を表現する一つの芸術です。そのため、大人の趣味に最適です。

道具を揃えれば手軽に始めることができます。

独学でも可能ですが、近くに書道教室がある場合は、教室に通うことをおすすめします。

先生に指導してもらうことで、より技術を深めることができますし、同じ趣味仲間とコミュニケーションをとることで、定年後・老後の生活にもハリができます。