SEOに強いブログの書き方

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SEO対策とは、Googleなどの検索エンジンによる検索結果で、自分のブログやアフィリエイトサイトを上位に表示させるために行う対策のことです。

検索エンジンには、YahooやGoogleなどがあり、この2つで90%以上の使用シェアがありますが、Yahooの検索エンジンも2010年からGoogleのものを採用していますので、SEO対策としてはGoogleの検索エンジンだけを意識すればよくなりました。

ここでは、SEOに強いブログの書き方について、基本的だけど重要かつ効果的なことについて解説します。

SEOに強いブログの書き方

最も重要なSEO対策であるコンテンツ作りですが、ブログ記事を書く上で押さえておかねければならない重要なポイントがいくつかあります。

ここでは、そのポイントである

  1. タイトルの書き方
  2. meta descriptionタグの書き方
  3. 見出し(hタグ)の書き方
  4. 記事本文の書き方
  5. 内部リンクの仕方

について解説していきます。

タイトルの書き方

タイトルは、ホームページ上にtitleタグとして記録されます。

titleタグとは、htmlのhead部分にコーディングされたtitleタグに挟まれたテキストのことで、ページのタイトルを表すテキスト情報です。

このページで言えば、

<title>SEOに強いブログの書き方</title>

の部分です。

ここに記載されたテキストがそのWEBページのタイトルになり、Googleなどで検索されたときに最も目を引く部分になります(下図は楽天市場で検索した例)。

googleの検索結果におけるtitleの表示

タイトルにキーワードを盛り込む

Googleは、基本的にこのタイトルを基準に検索結果を表示します。

従って、タイトルには検索結果の上位に表示されてほしいそのブログ記事のキーワードを盛り込めなければなりません。

例えばこのページを例にとると「SEO ブログの書き方」などを検索キーワードとしたいので、タイトルは「SEOに強いブログの書き方」としています。

2019年あたりからは、以前に比べてタイトルを重視する傾向が弱くなってきているとはいえ、それでも、いくら優れたSEO対策に関する記事を書いても、タイトルにキーワードにしたい文字が入っていなければキーワードによる検索結果での上位表示は難しいのが現状です。

とはいえ、特定のキーワードをいくつも詰め込むとスパムと認識される可能性もありますし、欲張って多くのキーワードを入れ込むとキーワードの価値が分散してしまいます。

同じキーワードは2回まで、また、キーワードは多くても3つくらいにします。

タイトルは、SEO対策として最も重要なSEO対策の一つです。

重要なキーワードはタイトルの前方に

検索結果の上位を狙いたいキーワードはタイトルの前方に配置した方が良いと言われています。

SEO対策としての効果にあまり違いはないとも言われていますが、不自然にならないのであれば重要なキーワードを前方に配置するうようにしましょう。

<例>

  1. メタボを解消するダイエット(メタボを強調)
  2. ダイエットでメタボを解消(ダイエットを強調)

これらの順番は検索結果に影響を及ぼします。

例えば、「メタボ ダイエット」で検索された場合は、①のタイトルの方が上位に表示される確率が高くなります。逆に「ダイエット メタボ」で検索された場合は、②のタイトルの方が上位に表示される確率が高くなります。

サーチコンソールなどで検索ワードを調査してタイトルを調整していきます。

タイトルはできれば30文字以内に

Googleではタイトルは30文字ほどしか表示されません。

30字以上の文字数でtitleを書くとSEO的に不利になるということは無いようですが、できる限り30文字前後で納まる内容でユーザーの興味をひくものにした方が望ましいと言えます。

titleは重複させない

また、タイトルは記事毎に固有になっていなければなりません。

同じようなタイトルのブログ記事(ページ)を自分のブログ内で複数作ると重複したコンテンツがあるとして評価が分散する場合があります。

いい記事を書いているのに順位が全く上がってこない場合は重複コンテンツを疑って下さい。

meta descriptionタグの書き方

meta descriptionタグとはhtmlのhead部分にコーディングされるmeta descriptionタグに挟まれたテキストのことでページの概要を表すテキスト情報です。

検索エンジンの検索結果において、タイトルの下に表示されユーザーの誘導に影響を与えます。

googleの検索結果におけるmeta descriptionの表示

現在は、meta descriptionタグがGoogleの評価(検索結果)に及ぼす影響はないと考えられているところからWordPressテーマでもこのタグを取り扱っていないものがあります。

しかし、スニペットに使われることがあったり、ページの内容理解に利用されることもあることから重要との認識もあります。

meta descriptionタグが定義されていないページは、Googleはその記事の文中からキーワードを含んだ適切であろう文章をピックアップして表示しますので、サイトの管理者が意図しない文章が表示されることもありえます。

meta descriptionタグを定義していると基本的には自分の意図する文章が検索結果に表示されるため(そうでない場合もあります)、ユーザーにとって有益な情報を端的にまとめて表示することができます。

meta descriptionにキーワードを盛り込める

前述したように、現在は、meta descriptionタグが検索結果に及ぼす影響は殆どないと考えられていますが、検索結果の表示においてキーワードは太字で表示されるため、キーワードで検索してきたユーザーの誘導に少なからず影響を及与えます。

このため、meta descriptionタグが用意されている場合は、その中にその記事のキーワードを盛り込めるようにした方が親切と言えます。

見出し(hタグ)の書き方

hタグとは見出しタグです。htmlのbody部分で定義します。

最も大きな見出し(h1タグ)から最も小さな見出し(h6タグ)まであります。

必ず見出しタグを入れなければならないということはありませんが、記事の構成をできるだけ的確にGoogleに使えるためにも記述した方が良いと思います。

h1タグにはキーワードを入れる

hタグの中で最も重要な役割をもつのが、大見出しと言われるh1タグです。

h1タグにはtitle同様、キーワードを入れた簡潔な文章にします。

titleとh1タグを同じ文章にしているものも見かけますが、これも特に問題はないようです。

画像をh1タグに使用する場合は、alt属性にキーワードを入れた簡潔な文章を入れておきます。

h1タグは記事中に1つだけ?

h1タグは記事中に一つだけ設置すべきと言われる場合もありますが、Googleは特に複数のh1を問題視していないようです。

但し、文章の構成を考えた場合、h1タグが3つも4つもあるのもバランス的にどうかと思いますので、あっても2つにしておいた方がいいと思います。

尚、多くのWordPressテーマでは、タイトルとして入力したものをそのままh1として作成し、ユーザーが使える見出しはh2からとしています。

h2、h3~タグは、h1に続く見出しです。

構造的には、下記のような構造が望ましいと言えます。

hタグの構造

ちなみにこのページでは、h1からh4のタグ下記のように使い分けています。

h1からh4タグまでの使い方例

ブログ記事本文の書き方

記事本文は、コンテンツ重視と言われるように当然に品質の良いものが求められます。

品質の良いブログ記事とは次のようなものです。

タイトルに即した内容

ブログ記事本文の内容は当然、タイトル(見出し)に合った内容でなければなりません。

ユーザーが何を求め、どういう情報を得たいのか、に自分の考えや答えを出す必要があります。

オリジナリティのある記事にする

他のブログと差別化するには、オリジナリティのある記事であることが重要です。

いくら記事の中味が正確でユーザーにとって有益な情報でも、同じような内容の記事があちこちにあっては検索結果の上位に食い込むことは難しくなります。

Googleも、同じようなタイトルでもユーザーには様々な情報を与えるのが適切として検索結果に同じような内容の記事をダラダラと表示するようなことはしません。

同一キーワードで上位表示されている記事を参照し、自サイトオリジナルの切り口で記事を書くようにしましょう。

特にアフィリエイトサイトは、どうしても同じ商品を扱う関係上、リンク先が同じようなサイト同志の競争になりますので、タイトルをはじめ商品やサービスの説明文が似たり寄ったりになり、先に順位を確保したサイトを追い越せない傾向があります。

これを打破するためには、他のサイトにはない高い専門性と信頼性をもったオリジナリティのあるサイトを構築する必要があります。

記事の文字数は少ないより多い方がよい

近年は、記事の文字数が少ないものよりは多いものの方が検索結果の上位に表示される傾向が高くなっているようです。

記事内容の性質にもよりますが、最低2,000文字、できれば3,000文字以上のボリュームがある記事を書くことが望ましいと思います。

ちなみにこのページで5,200文字ほどです。

但し、冗長的な文章や無駄な文章を入れると評価が下がるため、タイトルに関連するワード(単語)も豊富に埋め込み密度の高い文章にするようにします。

また、ページ数も多い方がSEO的に有利です。

特に同じカテゴリー内の記事数についてはそれが言えます。

基本的にページ数が多く文字数が多いサイト、関連する単語数が多いサイトはコンテンツが充実しているサイトとみなされ、SEO的に高い評価を受けます。

後に関連性の高い内容を追記するなどして記事を充実させていくことも重要です。

適切なキーワードの出現率

タイトルのブログを書く訳ですからタイトル内にあるキーワードが記事の文中に現れるのは当然です。逆に文中にキーワードが現れなければ不自然です。

一昔前までは、文章の5%くらいにキーワードが現れるのがSEO対策として有効と言われていましたが、最近は特にこだわる必要はないと考えられています。

但し、必要以上にキーワードが出現するのもスパムとして評価が下がる場合がありますのであくまでもバランスよく文中に盛り込みことがコツです。

キーワードの配置

SEO対策する複合キーワード同士はなるべく近くに配置した方がよいと言われています。

そうすることで、Googleがキーワード同士の関係性を認識しやすくなります。

画像を配置する場合はalt属性を設定

文字だけダラダラと並べるより適度に画像を配置することはSEO的にも良い効果をもたらすと考えられています。

画像は文字よりも多くの情報を発信できますし、読み手としても一服できるためです。

画像を載せる場合はalt属性に画像の説明を適切に記述しておくことが大切です。

画像を適切に説明することで、Googleに何を表す画像なのかを伝えることができる上、画像検索からのWebサイト閲覧も期待できるようになります。

また、画像や文字よりも多くの情報を発信できるという意味では、記事に関連する動画の設置も有効です。

適度な更新

記事にもよりますが、記事は書きっぱなしではよくありません。

最新の情報に保つためには適度に更新(リライト)する必要があります。

上位に表示されているサイトは、新しいコンテンツを作成しながらもリライトにも力を入れています。特に完成されたサイトはリライト作業を中心に行っています。

内部リンクの仕方

関連性のある記事同志の内部リンクはSEO対策として有効です。

内部リンクの被リンクが多いページはGoogleも重要なページと認識してくれますので、SEOを強化したいページは内部リンクを集めるようにしましょう。

但し、関連性のないページからのリンクはかえって評価を下げる原因になりますので、リンクをする場合はあくまでも関連性のある記事にリンクするようにします。

まとめ

SEOに強いブログの書き方として基本的だけど重要で効果的なこととして、

  • タイトル
  • meta description
  • hタグ
  • 記事本文
  • 内部リンク

について解説してきました。

これらは、自分のブログやアフィリエイトサイトなどで書いた記事を検索エンジンの上位に表示させるSEO対策として基本的なことであると同時に非常に重要なことです。

タイトルやh1タグにキーワードを入れる、重要なキーワードはタイトルの前の方に入れる、といったものは、SEO対策としてテクニカルなことですが、これらのようなテクニックを知らないで対策を施さずにいると折角の品質の高い記事も十分な評価を得られなくなります。

Googleの検索結果に依存している限り、コンテンツの質は当然のこと、これらのSEO対策を施した書き方でより高い評価を得られるようにしなければなりません。